DNSにおける「名前衝突」のセキュリティリスクが高まる可能性を呼びかけ(JPNIC) | ScanNetSecurity
2026.05.23(土)

DNSにおける「名前衝突」のセキュリティリスクが高まる可能性を呼びかけ(JPNIC)

 日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は9日、「名前衝突(Name Collision)問題の周知と対策実施のお願い」と題する文章を公開し、DNSのセキュリティリスクについて、改めて注意を呼びかけた。

脆弱性と脅威 脅威動向
JPNIC「名前衝突(Name Collision)問題」トップページ
JPNIC「名前衝突(Name Collision)問題」トップページ 全 3 枚 拡大写真
 日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は9日、「名前衝突(Name Collision)問題の周知と対策実施のお願い」と題する文章を公開し、DNSのセキュリティリスクについて、改めて注意を呼びかけた。

 2013年10月から、ICANN(The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)によって、1,000を超える新gTLDの委任が順次開始された。そのため、「.global」「.site」「.group」「.shop」「.music」などのTLDにより、DNSにおける「名前衝突」のセキュリティリスクが高まる可能性が指摘されている。

 「名前衝突(Name Collision)」とは、 社内サーバやサーチリストなどで利用している組織ローカルの名前と、パブリックなDNSで利用しているドメイン名が衝突してしまう状態を指す。名前衝突が発生すると、内部ネットワークの閉じた通信が意図せずにパブリックなDNSに到達する、 またはその逆の通信が行われる可能性があるという。

 JPNICでは「新gTLD大量導入にともなうリスク検討・対策提言専門家チーム」を組織し、動向把握に努めるなどしてきたが、今回、この専門家チームの報告書を公開するとともに、各対象者別(の対策等を記した)Webサイト等を開設した。

 サイトでは、企業ネットワーク管理者向け、ISP運用者向け、ネットワーク製品や家電などのベンダー向け、パブリック認証局およびその代理店向け、SIer、NIer向けの対策方法が個別に記載されている。

新gTLDが社内ネットワークと衝突……JPNIC、DNSの「名前衝突問題」に注意喚起

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 経済産業省の審議官が感じた日本のサイバーセキュリティに抜けている二つのポイント

    経済産業省の審議官が感じた日本のサイバーセキュリティに抜けている二つのポイント

  2. アメリカ人「近所にデータセンターが建設されるくらいなら原子力発電所が建つ方がまだまし」世論調査結果

    アメリカ人「近所にデータセンターが建設されるくらいなら原子力発電所が建つ方がまだまし」世論調査結果

  3. Fortinet, Palo Alto, Cisco ~ 国産CNAPP「Cloudbase」がネットワーク機器の脆弱性可視化機能リリース

    Fortinet, Palo Alto, Cisco ~ 国産CNAPP「Cloudbase」がネットワーク機器の脆弱性可視化機能リリース

  4. カー用品店「ジェームス」に不正アクセス、会員情報が漏えいした可能性

    カー用品店「ジェームス」に不正アクセス、会員情報が漏えいした可能性

  5. ホクヨーにランサムウェア攻撃、システム障害発生するも現在は復旧

    ホクヨーにランサムウェア攻撃、システム障害発生するも現在は復旧

ランキングをもっと見る
PageTop