デング熱の感染拡大防止のため代々木公園の一部を閉鎖(東京都) | ScanNetSecurity
2026.11.03(火)

デング熱の感染拡大防止のため代々木公園の一部を閉鎖(東京都)

デング熱の感染拡大防止のため、9月4日、東京都は代々木公園の一部閉鎖を発表した、

脆弱性と脅威 脅威動向
ヒトスジシマカ
ヒトスジシマカ 全 1 枚 拡大写真
デング熱の感染拡大防止のため、9月4日、東京都は代々木公園の一部閉鎖を発表した、

閉鎖となるのは代々木公園A地区(中央広場や噴水池がある地区)。野外ステージがあるB地区(NHK放送センター側)はいまのところ閉鎖しない。

この措置に伴い、A地区にあるサイクリングセンター、駐車場、売店も閉鎖となる。

デング熱は、デングウイルスに感染した蚊に刺されることで生じる感染症で、熱帯や亜熱帯地域で流行しており、全世界で年間約1億人がデング熱を発症していると推定される。人から人へは感染しない。感染しても発症しないことも多いとされる。

急性の熱性疾患で、主な症状は高熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、眼窩(か)痛、発疹など。症状は1週間程度で治まり、予後は後遺症なく回復する。ただ、ごくまれに患者の一部に重症型の「デング出血熱」が出現することがある。

デングウイルスに対する特別な薬や治療法はなく、発症した際は症状に応じた対症療法が行われる。デング熱に有効なワクチンはない。予防としては、海外の流行地に出掛ける際には、長袖・長ズボンを着用するなど、蚊に刺されない工夫が重要になる。

日本国内では、デング熱の主たる媒介蚊であるネッタイシマカは常在していないが、媒介能力があるヒトスジシマカは青森県以南に生息しているとされる。

ヒトスジシマカは、日中、屋外での活動性が高いため、屋外に出るときは肌の露出を避け、防虫剤などの適切な使用を心掛けるとよい。また、蚊の繁殖を防ぐため、タイヤにたまった水など、屋外の水を放置しないことも大切。

ヒトスジシマカの活動期間は、10月下旬ごろまで。越冬できないため、日本国内でのデング熱の感染は一過性のものと考えられている。

デング熱、代々木公園閉鎖…サイクリングセンターも閉鎖

《編集部@CycleStyle》

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