「認証局自身の電子証明書」に脆弱性による危険のないことを確認(JIPDEC、NICT) | ScanNetSecurity
2021.12.07(火)

「認証局自身の電子証明書」に脆弱性による危険のないことを確認(JIPDEC、NICT)

JIPDECと NICTは、NICTが開発した検証ツールを用いて、電子署名・認証制度に基づく認定認証業務において重要な役割を果たしている「認証局自身の電子証明書」について、脆弱性による危険がないことを確認したと発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
調査対象となった認定認証業務
調査対象となった認定認証業務 全 2 枚 拡大写真
一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)と 独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は12月17日、NICTが開発した検証ツールを用いて、電子署名・認証制度に基づく認定認証業務において重要な役割を果たしている「認証局自身の電子証明書」について、脆弱性による危険(秘密鍵が推定される可能性)がないことを確認したと発表した。

使用した検証ツールは、NICTが2013年に開発した暗号の脆弱性検証システム「XPIA」に実装されている「複数の電子証明書で同じ素数の使用の有無を確認するためのツール」で、今回NICTがJIPDECに技術移転した。JIPDECでは、このツールを用いて、認定を受けているすべての認定認証業務の自己署名証明書に含まれる公開鍵について今年8月に検証を行い、他の鍵のペアと同じ素数を使用してしまうことによって公開鍵から暗号鍵が推定されてしまう脆弱性に起因する危険性がないことを確認した。JIPDECでは、各認定認証業務を実施している事業者に報告したという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

特集

アクセスランキング

  1. 沖電気のファイルサーバに不正アクセス、一部データが読み出された可能性

    沖電気のファイルサーバに不正アクセス、一部データが読み出された可能性

  2. MUFGでクレジットカード番号をメール誤送信、「非表示」状態に気付かず

    MUFGでクレジットカード番号をメール誤送信、「非表示」状態に気付かず

  3. 警察庁、活動再開したEmotet解析 新たにThunderbirdも情報窃取対象に

    警察庁、活動再開したEmotet解析 新たにThunderbirdも情報窃取対象に

  4. ロイヤルホームセンター公式サイトに不正アクセス、サーバ入れ替え 12/1 復旧

    ロイヤルホームセンター公式サイトに不正アクセス、サーバ入れ替え 12/1 復旧

  5. みずほ銀行の度重なる障害に業務改善命令、IT現場の実態を軽視

    みずほ銀行の度重なる障害に業務改善命令、IT現場の実態を軽視

  6. 文部科学省でも来年1月4日からPPAP廃止、今後はBoxで添付ファイルをやり取り

    文部科学省でも来年1月4日からPPAP廃止、今後はBoxで添付ファイルをやり取り

  7. 滋賀県のスーパー平和堂のショップサイトで最大4,774件の個人情報が閲覧可能に

    滋賀県のスーパー平和堂のショップサイトで最大4,774件の個人情報が閲覧可能に

  8. DX時代のセキュリティ人材の条件 ~ トレンドマイクロ調査

    DX時代のセキュリティ人材の条件 ~ トレンドマイクロ調査

  9. メール誤送信対策ソフトウェア「WISE Alert」が脱PPAPとして新たにBox対応

    メール誤送信対策ソフトウェア「WISE Alert」が脱PPAPとして新たにBox対応

  10. 複数のエレコム製 LAN ルーターに複数の脆弱性

    複数のエレコム製 LAN ルーターに複数の脆弱性

ランキングをもっと見る