Android向けトロイの木馬が世界各国で感染を拡大--11月のモバイル脅威(Dr.WEB) | ScanNetSecurity
2026.05.02(土)

Android向けトロイの木馬が世界各国で感染を拡大--11月のモバイル脅威(Dr.WEB)

Dr.WEBは、2014年11月のモバイル脅威について発表した。11月は10月と同様に、Androidを搭載したモバイルデバイスを標的とするバンキングトロイの木馬が複数発見された。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
Androidを狙ったバンキングトロイの木馬の例
Androidを狙ったバンキングトロイの木馬の例 全 2 枚 拡大写真
株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は12月22日、2014年11月のモバイル脅威について発表した。11月は10月と同様に、Androidを搭載したモバイルデバイスを標的とするバンキングトロイの木馬が複数発見された。たとえば「Android.BankBot.34.origin」は、個人情報のほかにバンクアカウントから金銭を盗み、ポピュラーなアプリケーションのログインやパスワード、感染したデバイスに関連付けられている電話番号やクレジットカード番号を盗む。

さらに、このトロイの木馬は感染させたデバイスのスクリーン上にメッセージやダイアログを表示させることができ、犯罪者はあらゆる詐欺行為にこの機能を利用している。ブラジルでは、「Android.Banker.127」および「Android.Banker.128」がGoogle Playから拡散されていた。このマルウェアは起動されるとスクリーン上にフィッシングページを表示させ、バンクアカウントのログインとパスワードを入力するようユーザを誘導する。

11月はまた、バンキングトロイの木馬「Android.Wormle.1.origin」が発見された。このトロイの木馬は多くの機能を搭載するほか、SMSワームとしても動作し、自身のダウンロードリンクを含んだSMSメッセージによってAndroidデバイス上に拡散する。ロシアを中心に感染が拡大した。バンキングトロイの木馬以外のAndroid脅威では、「Android.Becu.1.origin」が発見されている。この脅威は、ユーザの承諾なしにプログラムをダウンロード、インストール、削除するほか、特定の番号から受信するSMSをブロックする機能を備えていた。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. たった一人で 90 億ドルのランサムウェア被害を防いでいた CISA のセキュリティ専門家が職場を追われる

    たった一人で 90 億ドルのランサムウェア被害を防いでいた CISA のセキュリティ専門家が職場を追われる

  2. 保険代理店への出向者による不適切な情報持ち出し ~ T&Dホールディングス 調査結果 発表

    保険代理店への出向者による不適切な情報持ち出し ~ T&Dホールディングス 調査結果 発表

  3. 自社ドメインを悪用したなりすましメールを検出・対策する「HENNGE Domain Protection」提供

    自社ドメインを悪用したなりすましメールを検出・対策する「HENNGE Domain Protection」提供

  4. EDR だけでは捉えきれない。クロスドメイン攻撃時代のセキュリティ対策 ~ クラウドストライクが提唱する 次世代 SIEM と AI 活用の実践手法

    EDR だけでは捉えきれない。クロスドメイン攻撃時代のセキュリティ対策 ~ クラウドストライクが提唱する 次世代 SIEM と AI 活用の実践手法PR

  5. 進化ではなくスケール、Claude Code悪用しプロセスの8~9割を自動化 ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 2025年11月度]

    進化ではなくスケール、Claude Code悪用しプロセスの8~9割を自動化 ほか [Scan PREMIUM Monthly Executive Summary 2025年11月度]

ランキングをもっと見る
PageTop