法人向けモバイルデータ通信に「タイプK」を新たに追加、1つのキャリアに障害が起きた場合のバックアップに(IIJ) | ScanNetSecurity
2024.04.30(火)

法人向けモバイルデータ通信に「タイプK」を新たに追加、1つのキャリアに障害が起きた場合のバックアップに(IIJ)

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は26日、同社の法人向けモバイルデータ通信「IIJモバイルサービス」に、KDDIのau 4G LTE網を利用した「タイプK」を新たに追加することを発表した。4月1日より受注を開始する。

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「タイプK」提供サービスの概要
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 インターネットイニシアティブ(IIJ)は26日、同社の法人向けモバイルデータ通信「IIJモバイルサービス」に、KDDIのau 4G LTE網を利用した「タイプK」を新たに追加することを発表した。4月1日より受注を開始する。

 現在「IIJモバイルサービス」では、NTTドコモのLTE/3G網を利用する「タイプD」、ワイモバイルの3G網を利用する「タイプE」の2種類を提供している。今回KDDIのMVNOサービスとして、新たに「タイプK」を追加し、複数のLTEキャリアを選択可能とした。これにより、1つのキャリアに障害が起きた場合のバックアップ、データシェアといった利用が可能となる見込みだ。

 「タイプK」では、高速データ通信のスタンダードな「定額プランL」、月額900円のエントリープラン「定額プランライト」、1年間利用分を一括購入するプラン「定額プランライト:いちねん」の3種類を提供。通信速度はいずれも下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsとなる。固定グローバルIPアドレスを割り当てる「固定IP定額プランL」、端末の接続先を限定して、業務に不要なサイトへのアクセスを禁止する「IIJモバイルBiz+サービス」との組み合わせ利用も可能。

 さらに、「タイプD 定額プランL」と「タイプK 定額プランL」のデータ量(1回線毎に7GB)を合算してシェアできるオプション「データシェアオプション(定額プランL)」も提供する。タイプDおよびタイプKの両サービスをまたいで、データシェアオプションを活用することが可能。初期費用(税抜)が20,000円、月額費用(税抜)は無料。

IIJの法人向けモバイルが複数キャリア選択可能に!障害対応にも用途広げる

《冨岡晶@RBB TODAY》

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