サイバー犯罪者同士が互いを攻撃するケースを確認、「APT戦争」の兆しか(カスペルスキー) | ScanNetSecurity
2026.08.16(日)

サイバー犯罪者同士が互いを攻撃するケースを確認、「APT戦争」の兆しか(カスペルスキー)

カスペルスキーは、サイバー犯罪者同士が互いを攻撃するという極めて珍しいケースを確認したと発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
カスペルスキーによる発表
カスペルスキーによる発表 全 1 枚 拡大写真
株式会社カスペルスキーは4月15日、サイバー犯罪者同士が互いを攻撃するという極めて珍しいケースを確認したと発表した。これは、Kaspersky Labの調査分析チーム(GReAT)が発見したもの。主にアジアの政府組織や外交機関を攻撃対象にしている小規模なサイバースパイグループHellsingが、2014年に別のサイバー犯罪グループからスピア型フィッシングメールの攻撃を受けたことをきっかけに、反撃を開始したという。

アジア太平洋地域の組織を攻撃するサイバースパイグループであるNaikonの活動を調査する中で、スピア型フィッシングメールに添付された悪意あるファイルによって、Naikonがシステムへの感染を試みる攻撃をしていた組織のうちのひとつが、Naikonの活動を突き止めていたという事実がアナリストの目に留まったという。HellsingはNaikonグル―プの正体を突き止めたのち、同グループに関する情報を収集しようとしていたと考えられるとしている。Kaspersky Labでは、これがサイバー犯罪活動における新たなトレンド、標的型攻撃(APT)戦争の兆しであるとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. リチェルカセキュリティが防衛装備庁から指名停止

    リチェルカセキュリティが防衛装備庁から指名停止

  2. 正規メール送信環境からフィッシングメール送信 ~ TENTIALが利用するメール送信サービスのアクセスキーを不正利用

    正規メール送信環境からフィッシングメール送信 ~ TENTIALが利用するメール送信サービスのアクセスキーを不正利用

  3. 防衛省がリチェルカセキュリティを9ヶ月間 指名停止

    防衛省がリチェルカセキュリティを9ヶ月間 指名停止

  4. 「wp2shell」の攻撃検知速報を公表、修正版公開から9日間で累計1,950,165件を検知

    「wp2shell」の攻撃検知速報を公表、修正版公開から9日間で累計1,950,165件を検知

  5. みずほ銀行ら4社の「サプライチェーン途絶リスクマネジメント支援」にトムソン・ロイターと日立製作所が参画

    みずほ銀行ら4社の「サプライチェーン途絶リスクマネジメント支援」にトムソン・ロイターと日立製作所が参画

ランキングをもっと見る
PageTop