特権IDアクセス管理製品に持ち出し検知および通知機能を用意(NRIセキュア) | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

特権IDアクセス管理製品に持ち出し検知および通知機能を用意(NRIセキュア)

NRIセキュアは、特権IDアクセス管理製品「SecureCube / Access Check」に、企業や組織が保有する重要情報の持ち出し検知および通知機能を搭載した新バージョンを販売開始した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
「SecureCube / Access Check」重要情報検知オプションの利用イメージ
「SecureCube / Access Check」重要情報検知オプションの利用イメージ 全 1 枚 拡大写真
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(NRIセキュア)は4月22日、特権IDアクセス管理製品「SecureCube / Access Check」に、企業や組織が保有する重要情報の持ち出し検知および通知機能を搭載した新バージョンを、同日より販売開始したと発表した。国内の特権IDアクセス管理製品では、初めて搭載する機能となる。新バージョンでは、取得した操作記録を自動分析し、重要情報の持ち出しを検知・通知する新開発の「重要情報検知オプション」を用意した。

この機能により企業や組織は、操作記録のモニタリングおよびその分析に関わる負荷を軽減するとともに、不正行為を早期に発見できるとしている。具体的には、「事前に持ち出し申請したファイル名以外の情報を、社員がシステムから持ち出した場合に、管理者にメール通知」「社員がシステムから持ち出したファイルに重要情報が含まれる場合には、事前申請の有無に関わらず、管理者にメール通知」を可能にする。

これらにより、「SecureCube / Access Check」が取得する膨大な操作記録の中から、疑わしい操作だけを効率的に確認することが可能となり、監査業務の負荷軽減だけでなく、不正な重要情報持ち出しの早期発見につながるとしている。同製品の本体価格は290万円からで、本オプション機能の定価は200万円(ともに税抜き)。また年間の保守費用は、本体と本オプション機能の総額(ライセンス料)の20%となる。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  4. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  5. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

ランキングをもっと見る
PageTop