「メールディーラー」にクロスサイトスクリプティングの脆弱性(ラック)
ラックは、LAC Advisory No.119として「メールディーラーにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性」を発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
メールディーラー(Mail Dealer)は、株式会社ラクスが提供する、問い合わせ窓口などのメールを共有して一元管理するソフトウェア。そのバージョン11.2.1 およびそれ以前には、添付ファイルのファイル名の処理に起因する格納型のクロスサイトスクリプティングの脆弱性(CVE-2015-0915)が存在する。この脆弱性が悪用されると、悪意あるメールによって任意のスクリプトが実行され、結果として意図しないメールを送信されたり、他の無関係なメールを閲覧される可能性がある。対策方法として、最新版へアップデートを挙げている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
関連記事
この記事の写真
/