A10とRSAが提携、暗号化されたトラフィックから脅威を検出可能に(A10ネットワークス) | ScanNetSecurity
2025.11.18(火)

A10とRSAが提携、暗号化されたトラフィックから脅威を検出可能に(A10ネットワークス)

A10ネットワークスは、米A10 NetworksがEMCのセキュリティ部門であるRSAと、両社のユーザに提供するセキュリティ機能の向上を目的として提携したと発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
A10ネットワークスによる発表
A10ネットワークスによる発表 全 1 枚 拡大写真
A10ネットワークス株式会社は5月13日、米A10 NetworksがEMCのセキュリティ部門であるRSAと、両社のユーザに提供するセキュリティ機能の向上を目的として提携したと発表した。米A10 Networksによる4月20日の発表の抄訳となるもの。RSAは、RSA Ready Technology Partner Programを通じて「A10 Thunder ADC」が持つSSLインサイト機能との相互運用性を検証した。この機能により、「RSA Security Analytics」はSSL通信の検査が可能になり、暗号化されたトラフィックに隠れたサイバー攻撃の脅威を発見できるようになる。

A10 Thunder ADCは、URLクラシフィケーションをはじめとするSSLインサイト機能を、ロードバランスソリューションとして提供する。これは業界初となるもの。さらに、高パフォーマンスのSSL検査ソリューションを提供することで、大企業における高速なSSLトラフィックの復号処理を実現する。ユーザはThunder ADCの導入によって、SSLトラフィックに不可欠な可視性を得ることでSSLによる死角をなくし、企業の保護を実現できるとしている。高度なサイバー攻撃を検出できるようになるだけでなく、負荷分散によってRSA Security Analyticsの拡張性も向上できるとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

    テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

  2. 東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

    東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

  3. Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

    Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

  4. 攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

    攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

  5. 公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

    公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

ランキングをもっと見る
PageTop