「CUPS」に複数の脆弱性、アップデートやパッチの適用を呼びかけ(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、CUPSが提供する、IPPを実装したUNIX系OS用のプリントサービス「CUPS」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「CUPS 2.0.3より前のバージョン」には、参照アカウントの不適切なアップデート(CVE-2015-1158)およびクロスサイトスクリプティング(CVE-2015-1159)の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によってCUPSサーバ上で権限を昇格されたり、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へのアップデート、あるいはパッチを適用するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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