地震発生時に自動でブレーカーを落として通電火災を防止(エヌ・アイ・ピー) | ScanNetSecurity
2025.11.15(土)

地震発生時に自動でブレーカーを落として通電火災を防止(エヌ・アイ・ピー)

 エヌ・アイ・ピーは、地震発生時に自動でブレーカーを落として通電火災を防止する自動ブレーカー遮断装置「スイッチ断ボールIII(※ローマ数字の「3」)」を8日から販売開始した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
シンプルな構成で、設置も簡単に行える。ブレーカーのスイッチとヒモでつながったおもりが、一定以上の揺れにより落ちることで、ブレーカーを落とす仕組みとなっている(画像はプレスリリースより)
シンプルな構成で、設置も簡単に行える。ブレーカーのスイッチとヒモでつながったおもりが、一定以上の揺れにより落ちることで、ブレーカーを落とす仕組みとなっている(画像はプレスリリースより) 全 2 枚 拡大写真
 エヌ・アイ・ピーは、地震発生時に自動でブレーカーを落として通電火災を防止する自動ブレーカー遮断装置「スイッチ断ボールIII(※ローマ数字の「3」)」を8日から販売開始した。

 ブレーカーに簡単に取り付けられる遮断装置で、地震発生時の電力遮断から復旧した際に発生しやすい、通電火災を防止することを可能としている。

 大規模な地震発生時に火災が発生する要因としては、倒れた電気器具や壊れたコンセント、ちぎれた電気配線やガス漏れなどの状況下で通電が行われることにより発火する、いわゆる「通電火災」が挙げられる。

 これは、ブレーカーが通電状態のままで電力供給の停止と復旧が行われるためであり、現在、さまざまなブレーカー遮断機が発売されている。しかし、地震時に自動で電力を遮断するようなシステムとしての感震ブレーカーは高額なこともあり、普及数はそこまで伸びていない。

 「スイッチ断ボールIII」であれば、既存のブレーカーに取り付けるだけの簡単な遮断装置のため、安価で導入が可能だ。原理もシンプルで、地震の際には、揺れで台座からおもりが落下することで、ブレーカーのスイッチを落とす仕組みとなっている。価格は税込3,240円。

震災後に起きやすい通電火災を防ぐ「スイッチ断ボールIII」が登場

《小菅@RBB TODAY》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 国勢調査指導員 業務パソコンから自身所有の携帯端末へメールを送信したが届かず

    国勢調査指導員 業務パソコンから自身所有の携帯端末へメールを送信したが届かず

  2. EDR のセキュリティアラート解析 5 つの重要ポイント

    EDR のセキュリティアラート解析 5 つの重要ポイント

  3. 著作権者からの開示請求や損害賠償が多発 ~ ファイル共有ソフトの不適切利用に注意呼びかけ

    著作権者からの開示請求や損害賠償が多発 ~ ファイル共有ソフトの不適切利用に注意呼びかけ

  4. メール誤送信事故多発で悪名高いドッペルゲンガードメイン「gmai.com」はどこの誰が保有しているのか?

    メール誤送信事故多発で悪名高いドッペルゲンガードメイン「gmai.com」はどこの誰が保有しているのか?

  5. 宮崎通信が管理するクラウドサービスに不正アクセス、委託元の個人情報が漏えいした可能性

    宮崎通信が管理するクラウドサービスに不正アクセス、委託元の個人情報が漏えいした可能性

ランキングをもっと見る
PageTop