2014年度はネットからの攻撃による重要インシデントが過去3年間で最多に(ラック) | ScanNetSecurity
2026.10.26(月)

2014年度はネットからの攻撃による重要インシデントが過去3年間で最多に(ラック)

ラックは、同社のセキュリティ監視センター「JSOC」によるセキュリティレポート「JSOC INSIGHT vol.8」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
インターネットからの攻撃による重要インシデントの件数推移
インターネットからの攻撃による重要インシデントの件数推移 全 1 枚 拡大写真
株式会社ラックは7月13日、同社のセキュリティ監視センター「JSOC」によるセキュリティレポート「JSOC INSIGHT vol.8」を公開した。レポートは二部構成となっており、第1部は2015年1月から3月に検知したサイバー攻撃などで発生した事案「セキュリティインシデント」において、重要なトピックとして「JBoss Application Serverの脆弱性を悪用する新たな攻撃」「phpMoAdmin におけるコード実行の脆弱性(ゼロデイ)を悪用する攻撃を検知」「インターネットバンキングの不正送金を狙うマルウェアダウンローダ UPATRE/DYREの通信を検知」についてそれぞれ解説している。

第2部は2014年度1年間にJSOCが対応したインシデントの傾向を分析したレポートとなっている。これによると、2014年度のインターネットからの攻撃による重要インシデントは過去3年間で最多の発生件数となった。また、2013年度までの攻撃対象は主にWebアプリケーションの脆弱性であり、ミドルウェアについては「ApacheStruts」など特定のもののみが狙われていた。しかし、2014年度に脆弱性の存在が公開されたミドルウェアは、複数のサービスや製品で利用されていたため影響範囲が広く、攻撃対象が多岐にわたり、また対策が行き届きにくいことが特徴となっている。このような脆弱性の公開は2015年度以降も続くものと予想している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. PHP に複数の任意のコードが実行可能な脆弱性

    PHP に複数の任意のコードが実行可能な脆弱性

  2. 「焼肉きんぐ」公式アプリ会員管理システムに不正アクセス、1,078万8,963件の個人情報が漏えい

    「焼肉きんぐ」公式アプリ会員管理システムに不正アクセス、1,078万8,963件の個人情報が漏えい

  3. 「お名前.com デスクトップクラウド」に不正アクセス、取引口座のログイン情報等が取得され不正利用された可能性

    「お名前.com デスクトップクラウド」に不正アクセス、取引口座のログイン情報等が取得され不正利用された可能性

  4. Apache Tomcat に複数の脆弱性

    Apache Tomcat に複数の脆弱性

  5. 厚生労働省 委託事業の「東電福島第一原発廃炉等作業における被ばく低減対策普及啓発事業」で個人情報が漏えい

    厚生労働省 委託事業の「東電福島第一原発廃炉等作業における被ばく低減対策普及啓発事業」で個人情報が漏えい

ランキングをもっと見る
PageTop