【事前防災・減災対策推進展15】日用品にQRコードを付け災害時の救助に活用(都産技研) | ScanNetSecurity
2026.09.05(土)

【事前防災・減災対策推進展15】日用品にQRコードを付け災害時の救助に活用(都産技研)

東京都立産業技術研究センター(都産技研)は「事前防災・減災対策推進展」で首都大学東京と共同開発した画期的な災害時情報支援システムを初披露した。それはQRコードを身につける日用品に付け、災害時の救助活動に役立てようというものだ。

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント
東京都立産業技術研究センターと首都大学東京が共同開発した災害時情報支援システム
東京都立産業技術研究センターと首都大学東京が共同開発した災害時情報支援システム 全 5 枚 拡大写真
東京都立産業技術研究センター(都産技研)は「事前防災・減災対策推進展」で首都大学東京と共同開発した画期的な災害時情報支援システムを初披露した。それはQRコードを身につける日用品に付け、災害時の救助活動に役立てようというものだ。

「例えば靴などは逃げる時に必ず履きますから、そこに名前や顔、血液型、連絡先、飲んでいる薬などいろいろな情報を入れたORコードを付けておけば、自分の情報を救援者に正確に伝達でき、円滑な救助活動ができると考えたわけです」と都産技研関係者は話す。

ブースには靴の他に、下着やハンカチなどが並んでおり、そこにはさまざまな色のQRコードが付けられていた。しかも、その情報は暗号化されており、専用のアプリでしか読めないようになっているという。

さらに、このシステムの特筆すべきところは、専用アプリにある「助けて」というボタンを押すと、その情報が自動的に周辺のスマートフォンに発信されるようになっている点。それによって、周りにいる人は近くに救助を求めている人がわかり、すぐに救助へ向かうことができるわけだ。

関係者によれば、このシステムは繊維製品の加工技術やQRコードの読み取る技術、生体認証付のQRコード、すれ違い通信を活用した情報伝達システムなど7つの新技術によって成り立っているそうで、完成するまでに3年を要したそうだ。

「ただわれわれは公的な機関なので、これで儲けようというつもりはなく、広く使ってもらえればいいと考えています。製品化するのはあくまでも民間企業で、いろいろな企業とコラボできればと思っています」(都産技研関係者)とも話していた。

【事前防災・減災対策推進展15】日用品にQRコードを付け、災害時情報支援…都産技研

《山田清志@レスポンス》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. 学生による不適切な行い「患者様を特定できる情報が映ってはいなかったものの SNS に投稿する行為は医療従事者として極めて不適切」京都府立医科大学

    学生による不適切な行い「患者様を特定できる情報が映ってはいなかったものの SNS に投稿する行為は医療従事者として極めて不適切」京都府立医科大学

  2. 日本交通への不正アクセス、保有ファイルの一部が外部流出

    日本交通への不正アクセス、保有ファイルの一部が外部流出

  3. 停職 30 日の処分 ~ 医療従事者が患者の入院の事実と病状を示唆する内容を発言

    停職 30 日の処分 ~ 医療従事者が患者の入院の事実と病状を示唆する内容を発言

  4. 看護師が患者のカルテ画像を SNS に投稿

    看護師が患者のカルテ画像を SNS に投稿

  5. 医師が診察室内で撮影した写真を SNS に投稿、患者の個人情報が判別可能な状態で拡散

    医師が診察室内で撮影した写真を SNS に投稿、患者の個人情報が判別可能な状態で拡散

ランキングをもっと見る
PageTop