既存の光ファイバーを利用しサーバ間光通信を長距離化する技術を新開発(富士通研究所) | ScanNetSecurity
2026.10.23(金)

既存の光ファイバーを利用しサーバ間光通信を長距離化する技術を新開発(富士通研究所)

 富士通研究所は28日、既存の光ファイバーを利用しながら、サーバ間光通信を長距離化する技術を、新開発したことを発表した。光通信の距離が従来の2倍に拡大するため、面積換算だと最大で従来比4倍程度のサーバ接続が可能になる。

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中継光導波路によりモード分散を低減する構造
中継光導波路によりモード分散を低減する構造 全 2 枚 拡大写真
 富士通研究所は28日、既存の光ファイバーを利用しながら、サーバ間光通信を長距離化する技術を、新開発したことを発表した。光通信の距離が従来の2倍に拡大するため、面積換算だと最大で従来比4倍程度のサーバ接続が可能になる。

 光ファイバー(マルチモードファイバー)では、25Gbpsのデータ伝送速度で、最長約100mのサーバ間を接続できる。一方「モード分散」と呼ばれる現象が発生し、伝送距離に応じた高速特性が劣化するという課題があった。今回、モード分散現象を低減させる光送信器の構造を新たに開発した。レンズから光ファイバーまで光を中継して伝える中継光導波路を挿入することで、既存のマルチモードファイバーを用いて、モード分散を低減させる技術となっている。

 この新技術を使うことで、大型データセンターにおいてフロア全体のサーバ台数を増やすなど、分散処理能力の向上が期待される。富士通研究所は、開発技術を実装した光トランシーバーの小型化を進め、2017年度の実用化を目指す方針だ。

富士通研、サーバ間光通信を2倍に長距離化する新技術を開発

《冨岡晶@RBB TODAY》

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