月例セキュリティ情報9件を公開、最大深刻度「緊急」は6件(日本マイクロソフト)
日本マイクロソフトは、2016年1月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は9件で、このうち最大深刻度「緊急」は6件、「重要」は3件となっている。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「緊急」
MS16-001:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3124903)要再起動
MS16-002:Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3124904)要再起動
MS16-003:リモートでのコード実行に対処する JScript および VBScript 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3125540)再起動が必要な場合あり
MS16-004:リモートでのコード実行に対処する Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム(3124585)再起動が必要な場合あり
MS16-005:リモートでのコード実行に対処する Windows カーネルモード ドライバー用のセキュリティ更新プログラム(3124584)要再起動
MS16-006:リモートでのコード実行に対処する Silverlight 用のセキュリティ更新プログラム(3126036)再起動不要
「重要」
MS16-007:リモートでのコード実行に対処する Microsoft Windows 用のセキュリティ更新プログラム(3124901)要再起動
MS16-008:特権の昇格に対処する Windows カーネル用のセキュリティ更新プログラム(3124605)要再起動
MS16-010:なりすましに対処する Microsoft Exchange Server 用のセキュリティ更新プログラム(3124557)再起動が必要な場合あり
このうち、MS16-001(CVE-2016-0005)、MS16-004(CVE-2016-0035、CVE-2015-6117)、MS16-005(CVE-2016-0009)、MS16-007(CVE-2016-0016、CVE-2016-0018)は脆弱性情報が一般に公開されていた。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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