「スピードラーニング」海賊版を中国から輸入、販売した女性を送致(ACCS) | ScanNetSecurity
2024.05.09(木)

「スピードラーニング」海賊版を中国から輸入、販売した女性を送致(ACCS)

ACCSによると、埼玉県川越署は、神奈川県横浜市の無職中国籍女性(40歳)を著作権法違反容疑でさいたま地検川越支部に送致した

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は2月23日、埼玉県川越署が2月16日、神奈川県横浜市の無職中国籍女性(40歳)を著作権法違反容疑でさいたま地検川越支部に送致したことを著作権侵害事件として発表した。ACCS会員企業から報告があったという。この女性は2015年10月15日、株式会社エスプリラインが著作権を有する英会話教材「スピードラーニング」(1セットCD20タイトル入り、約55,000円)の無断複製品(海賊版)を同社の許諾を受けずにインターネットオークションに出品し、約15,000円で販売して著作権を侵害した疑いが持たれている。

同署によると、東京税関が2014年11月頃から2015年9月頃までの間、数回にわたりスピードラーニングの無断複製品が中国から輸入されていることを確認しており、無断複製品であることを確認した同社が2015年10月下旬、同署に被害届けを提出した。女性は無断複製品を1セット12,000円で中国から輸入し、ネットオークションに継続的に出品、計43セットを販売していた。女性は「ネットで中国で無断複製品を販売していることを知り、生活費目的で輸入して販売した」と供述しているという。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

    護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

  2. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  3. 「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

    「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

  4. 社内不正 1位 情報持ち出し・2位 横領・3位 労働問題 ~ 被害企業 230 社調査

    社内不正 1位 情報持ち出し・2位 横領・3位 労働問題 ~ 被害企業 230 社調査

  5. メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

    メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

  6. デジサートのEV証明書の記載フォーマットに誤り、再発行とサーバへの入れ替え呼びかけ

    デジサートのEV証明書の記載フォーマットに誤り、再発行とサーバへの入れ替え呼びかけ

  7. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  8. Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

    Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

  9. 日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

    日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

  10. 経団連、個人情報保護法に基づく漏えい報告や本人通知にリソースを割く現状を問題視

    経団連、個人情報保護法に基づく漏えい報告や本人通知にリソースを割く現状を問題視

ランキングをもっと見る