ドローンを活用した「メッセージ蓄積中継システム」を開発、災害時に基地局の復旧を待たずにメールのやりとりが可能に(KDDI研究所) | ScanNetSecurity
2026.10.28(水)

ドローンを活用した「メッセージ蓄積中継システム」を開発、災害時に基地局の復旧を待たずにメールのやりとりが可能に(KDDI研究所)

 農業、インフラ維持、災害時対策など、幅広い領域での活躍が期待されている無人航空機(ドローンなど)。その利用方法として、「Eメールの配送」が新たに加わった。KDDI研究所は25日、災害時を想定した「メッセージ蓄積中継システム」を開発したことを発表した。

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 農業、インフラ維持、災害時対策など、幅広い領域での活躍が期待されている無人航空機(ドローンなど)。その利用方法として、「Eメールの配送」が新たに加わった。KDDI研究所は25日、災害時を想定した「メッセージ蓄積中継システム」を開発したことを発表した。

 このシステムは、災害などで携帯電話が使用できなくなった孤立した被災地へ、無人航空機を飛ばし、Eメール(メッセージ)のやりとりを可能とするものだ。これにより、基地局の復旧、車載型基地局の派遣などを待たずに、メールのやりとりを可能にするという。

 無人航空機は、小型のサーバとWi-Fi通信装置を搭載。物理的に孤立地域まで移動し、Eメールを集配できる。 避難所にはメッセージ保管装置を設置。被災者はスマートフォンのWi-Fiで接続し。専用アプリケーションをダウンロードしインストールする。これにより、専用のメールアドレスが発行されて、Eメールの利用ができるようになる。送信されたEメールは、無人機が飛来するまでの間、メッセージ保管装置にて一時的に保管蓄積される。無人機は、避難所を巡回してEメールを回収。非孤立地域まで飛行して戻り、従来のメールとして送信される。逆の経路で、避難所にメールを送ることも可能だ。

 KDDI研では実際、本システムを利用して、「災害により携帯電話が使用できない孤立地域」と「大きな影響を受けていない非孤立地域」を想定した二地点の間を、ドローンが飛行してEメールを送受信する実証実験を行い、成功したとのこと。

災害で孤立してもドローンでメール配送、KDDI研が実験に成功

《冨岡晶@RBB TODAY》

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