News from AvePoint 第6回 「IoT 時代とプライバシー保護の行方」 | ScanNetSecurity
2026.10.02(金)

News from AvePoint 第6回 「IoT 時代とプライバシー保護の行方」

IoT デバイスは、ユーザーがその事実に気付いているか否か、合意を与えたかどうかに関わりなく、ユーザーの個人情報を常に収集しています。しかし、情報が収集されるとき、誰がどのような情報をコントロールしているか、本当に理解していますか?

特集 コラム
ダナ・ルイーズ・シンバーコフ (AvePoint, Inc. Chief Compliance and Risk Officer)
ダナ・ルイーズ・シンバーコフ (AvePoint, Inc. Chief Compliance and Risk Officer) 全 1 枚 拡大写真
サムスンから、食料品を自動的にオーダーしてくれる冷蔵庫 が発売になるそうです。Google は、スマート サーモスタットを制作する会社である Nest を 2014 年に買収しました。さらに一部の道路では、センサーを活用して道路の混雑状況を配信 するシステムも導入され、混雑の場合は GPS が別ルートに誘導してくれるというサービスも開始されています。

これらのデバイスはすべてインターネットに接続する機能を備えており、消費者向けテクノロジー業界で 「モノのインターネット」 (Internet of Things, IoT) と呼ばれる市場を形成しています。

●あなたを監視しているのは誰 (何)?

IoT の公式定義はまだ存在しませんが、連邦取引委員会 (FTC) が 2015 年 1 月のレポートの中で使用した定義は、よくできていると思います。FTC レポートの中では、IoT は 「デバイスもしくはセンサーのついた機器 (コンピューター、スマートフォン、タブレットは除く) で、インターネットを介して相互通信をするか、もしくは情報を発信するもの」 と定義されています。

6 年前、インターネットに接続している物品・機器の数が、人間の数を初めて上回りました。このように、時代は大きく変化しつつあるのですが、このトレンドはまだ始まったばかりともいえます。

Cisco のインターネット ビジネス ソリューション グループの Dave Evans によると、現在、世界には 250 億台の IoT 機器があり、2020 年までにはこれが 500 億台に増える見込みとなっているそうです。

たくさんの人々がこのような機器を身に付け、一挙手一投足に至るまで、データを提供しています。これらのインターネットに接続したヘルス チェック機器、車、アプライアンスなどは、情報を収集するばかりでなく、ユーザーのデータを発信、保存し、場合によっては共有します。場合によっては、このようなユーザーのデータは高度に個人的なものとなることもあります。

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