自治体向けに「メール無害化機能」を搭載したアプライアンスを提供(デジタルアーツ、安川情報システム) | ScanNetSecurity
2025.12.25(木)

自治体向けに「メール無害化機能」を搭載したアプライアンスを提供(デジタルアーツ、安川情報システム)

デジタルアーツと安川情報システムは、自治体向けに「メール無害化機能」を搭載したゲートウェイ型メールセキュリティ製品「m-FILTER」のアプライアンスサーバを開発することで合意したと発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
「NetSHAKER m-FILTER」 メール無害化のイメージ
「NetSHAKER m-FILTER」 メール無害化のイメージ 全 1 枚 拡大写真
デジタルアーツ株式会社と安川情報システム株式会社は6月2日、自治体向けに「メール無害化機能」を搭載したゲートウェイ型メールセキュリティ製品「m-FILTER」のアプライアンスサーバを開発することで合意したと発表した。2016年8月から安川情報システムより「NetSHAKER m-FILTER」として提供開始する。これは、総務省がまとめた「新たな自治体情報セキュリティ対策の抜本的強化」における、財務会計などのLGWAN接続系とインターネット接続系で通信経路を分割し、両システム間での通信を無害化する方針に対応するもの。

メールの無害化は「m-FILTER」に新たに搭載される機能で、メールの添付ファイルの除外(削除)および、HTMLメールのテキスト化とメール本文にあるリンクの無効化によって無害化し、二重配送機能によりLGWAN接続系に無害化した安全なメールを転送する。両社は「NetSHAKER m-FILTER」を提供することにより、独立したIT管理部門がない中小規模の自治体においても最新のセキュリティ対策の早期実施を実現する。また、大規模ユーザにも対応できる上位機種も合わせて提供予定としている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 元アクセンチュア幹部、米陸軍クラウドの安全基準達成を偽装し監査をあざむく

    元アクセンチュア幹部、米陸軍クラウドの安全基準達成を偽装し監査をあざむく

  2. 給与計算クラウドをネタにメール訓練実施 → サービス元がフィッシング注意喚起を発令

    給与計算クラウドをネタにメール訓練実施 → サービス元がフィッシング注意喚起を発令

  3. バンダイチャンネルへの不正アクセス、最大 136.6 万件の会員情報漏えいの可能性

    バンダイチャンネルへの不正アクセス、最大 136.6 万件の会員情報漏えいの可能性

  4. 駿河屋.JP への不正アクセス、30,431 件のカード情報漏えいの可能性

    駿河屋.JP への不正アクセス、30,431 件のカード情報漏えいの可能性

  5. HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

    HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

ランキングをもっと見る
PageTop