月例セキュリティ情報16件を公開、最大深刻度「緊急」は5件(日本マイクロソフト)
日本マイクロソフトは、2016年5月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は16件で、このうち最大深刻度「緊急」は5件、「重要」は11件となっている。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「緊急」
MS16-063:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3163649)要再起動
MS16-068:Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3163656)要再起動
MS16-069:JScript および VBScript 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3163640)再起動が必要な場合あり
MS16-070:Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム(3163610)再起動が必要な場合あり
MS16-071:Microsoft Windows DNS サーバー用のセキュリティ更新プログラム(3164065)要再起動
「重要」
MS16-072:グループ ポリシー用のセキュリティ更新プログラム(3163622)要再起動
MS16-073:Windows カーネルモード ドライバー用のセキュリティ更新プログラム(3164028)要再起動
MS16-074:Microsoft Graphics コンポーネント用のセキュリティ更新プログラム(3164036)要再起動
MS16-075:Windows SMB サーバー用のセキュリティ更新プログラム(3164038)要再起動
MS16-076:Netlogon 用のセキュリティ更新プログラム(3167691)要再起動
MS16-077:WPAD 用のセキュリティ更新プログラム(3165191)要再起動
MS16-078:Windows 診断ハブ用のセキュリティ更新プログラム(3165479)要再起動
MS16-079:Microsoft Exchange Server 用のセキュリティ更新プログラム(3160339)再起動が必要な場合あり
MS16-080:Microsoft Windows PDF 用のセキュリティ更新プログラム(3164302)再起動が必要な場合あり
MS16-081:Active Directory 用のセキュリティ更新プログラム(3160352)要再起動
MS16-082:Microsoft Windows Search コンポーネント用のセキュリティ更新プログラム(3165270)要再起動
このうち、MS16-068(CVE-2016-3222)、MS16-075(CVE-2016-3225)、MS16-077(CVE-2016-3236)、MS16-082(CVE-2016-3230)は脆弱性情報が一般に公開されていた。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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