BIND 9.xにDNSサービスが停止する脆弱性、アップデートを推奨(JPRS)
JPRSは、BIND 9.xの脆弱性(DNSサービスの停止)について注意喚起を発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
この脆弱性は、該当するBINDにおける実装上の不具合により、namedに対する外部からのDoS攻撃が可能となる脆弱性(CVE-2016-2775)が、開発元のISCから発表されたというもの。ISCでは、本脆弱性の深刻度(Severity)を「中(Medium)」と評価している。
JPRSでは解決策として、本脆弱性を修正したパッチバージョン(BIND 9.10.4-P2/9.9.9-P2)への更新、あるいは各ディストリビューションベンダからリリースされる更新を適用することを挙げている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》