開発終了の「SetucoCMS」に複数の脆弱性、使用停止を呼びかけ(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、SetucoCMSプロジェクトが提供するコンテンツ管理システム(CMS)である「SetucoCMS」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Animas OneTouch Ping」には、クロスサイトリクエストフォージェリ(CVE-2016-4891)、クロスサイトスクリプティング(CVE-2016-4892)、SQLインジェクション(CVE-2016-4893)、DoS(CVE-2016-4894)、コードインジェクション(CVE-2016-4895)、セッション管理不備(CVE-2016-4896)の脆弱性が存在する。
これらの脆弱性が悪用されると、設定変更などユーザの意図しない操作の実行、ユーザのWebブラウザ上での任意のスクリプトの実行、任意のSQL文の実行、DoS攻撃、任意のコードの実行、情報の漏えいや改ざんなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、同製品は開発およびサポートが終了しているため、使用を停止するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》