IOCの信頼性の低下、メモリ常駐型マルウェアの出現--2017年予測を発表(カスペルスキー) | ScanNetSecurity
2026.10.30(金)

IOCの信頼性の低下、メモリ常駐型マルウェアの出現--2017年予測を発表(カスペルスキー)

カスペルスキーは、同社のグローバル調査分析チーム(GReAT)による年次のサイバー脅威動向レポートにおいて、2017年のサイバー脅威の傾向と予測をまとめた。

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Kaspersky Security Bulletin 2016
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株式会社カスペルスキーは11月22日、同社のグローバル調査分析チーム(GReAT)による年次のサイバー脅威動向レポートにおいて、2017年のサイバー脅威の傾向と予測をまとめた。Kaspersky Labが11月16日に発表したプレスリリースの抄訳として発表した。

サイバー脅威の傾向では、別の標的を見つけ出す手段「脅威存在痕跡(IOC:Indicators of Compromise)」の信頼性の低下を挙げている。GReATが標的型攻撃を行う犯罪グループ「ProjectSauron」を発見し、分析した結果、同グループが使用していたマルウェアプラットフォームは、すべての機能が標的ごとに変化するものだったという。また2017年は、スパイ活動や認証情報の収集を目的に、感染したマシンの初回の再起動で消え去るメモリ常駐型マルウェアの出現を予想している。

サイバー脅威の予測では、偽旗作戦によってアトリビューションが困難になること、情報戦争の増大、私的制裁を加えるハッカーの増加、サイバー妨害工作に対する脆弱性が増大、スパイ活動がモバイルデバイスを標的にすること、金融攻撃の商品化、電子決済システムへの不正アクセス、ランサムウェアの「信用」の崩壊、過密状態のインターネットにおけるデバイスの完全性、サイバー犯罪者を惹きつけるデジタル広告を挙げている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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