SecureConnectorのWindows向けエージェントに権限昇格の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、ForeScout Technologiesが提供する「ForeScout CounterACT SecureConnector」のWindows向けエージェントに権限昇格の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「SecureConnectorのWindows向けエージェント」には、不適切なアクセスパーミションでの一時ファイル作成(CVE-2016-9485)、不適切なアクセスパーミションのディレクトリに一時ファイル作成(CVE-2016-9486)の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、管理者でない一般ユーザ権限のアカウントを使用しているユーザによって、SYSTEM 権限を取得される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにアップデートを適用するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》