設置したCSIRTが「期待したレベルを満たしている」、日本では2割に満たず(IPA) | ScanNetSecurity
2026.11.03(火)

設置したCSIRTが「期待したレベルを満たしている」、日本では2割に満たず(IPA)

IPAは、日・米・欧の従業員数300名以上の企業のCISO、情報システム・セキュリティ担当部門の責任者および担当者を対象に実施した「企業のCISOやCSIRTに関する実態調査2017」の結果を発表した。

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現在重要視されているCISOの役割
現在重要視されているCISOの役割 全 3 枚 拡大写真
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は4月13日、「企業のCISOやCSIRTに関する実態調査2017」の結果を発表した。同調査は2016年10月上旬~11月上旬、日・米・欧の従業員数300名以上の企業のCISO、情報システム・セキュリティ担当部門の責任者および担当者を対象にWebアンケートなどにより実施したもの。

調査結果によると、現在CISOに期待されている役割やスキルでは、「セキュリティ技術分析・評価(52.0%)」「セキュリティ目標・計画・予算の策定・評価(40.8%)」「リスク分析・評価(35.5%)」が上位を占め、「セキュリティ部門と経営層をつなぐ橋渡し」の役割は17.9%、「事業目標との整合」は14.3%など、セキュリティに偏重している状況が明らかになった。

また、CISOが任命されている組織の割合は、米国が95.2%、欧州が84.6%であるのに対し、日本は62.6%と20ポイント以上の差があった。さらに日本では専任のCISOより兼任のCISOが多い結果となっている(兼任CISOの割合:米国16.5%、欧州17.5%、日本34.7%)。CSIRTについては、「設置したCSIRTが期待を満たしている」と答えた割合は、米国は60.8%、欧州は45.4%であるのに対し、日本は18.4%と2割に満たなかった。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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