アイ・オー・データ製ネットワークカメラに意図しない操作をされる脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、アイ・オー・データ機器が提供する複数のネットワークカメラ製品に、CSRFの脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
影響を受ける製品は次の通り。
・TS-WPTCAM ファームウェアバーション 1.19 およびそれ以前
・TS-WPTCAM2 ファームウェアバーション 1.01 およびそれ以前
・TS-PTCAM ファームウェアバーション 1.19 およびそれ以前
・TS-PTCAM/POE ファームウェアバーション 1.19 およびそれ以前
・TS-WLC2 ファームウェアバーション 1.19 およびそれ以前
・TS-WLCE ファームウェアバーション 1.19 およびそれ以前
・TS-WRLC ファームウェアバーション 1.19 およびそれ以前
これらの製品には、CSRF(CVE-2017-2223)の脆弱性が存在する。この脆弱性により、当該製品にログインした状態のユーザが細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》