データ漏えい時に発生したコストがグローバルで10%減少、米国などは増加(日本IBM)
日本IBMは、「2017年データ漏えいコスト・レポート」の結果を発表した。
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4年間の平均コストと比べて大幅なコスト減となったのは、ドイツ、フランス、イタリア、英国、オーストラリア、カナダ、ブラジルであった。一方で、中東、日本、南アフリカ、インドの企業はコストが増加している。最もコストが高かったのは米国の企業で735万ドル。2番目は中東の494万ドル、3番目はカナダの431万ドルと続いた。コストが高くなる要因には、データ漏えいに関する法律に対する法令順守違反コストや、性急な通知によるコストなどがあるという。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》