子供がSNS利用でトラブルに遭うのは親のセキュリティ対策不足--実態調査(トレンドマイクロ)
トレンドマイクロは、「子どものSNSコミュニケーションに関する実態調査」の結果を発表した。
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調査結果によると、SNS利用中に、子どもが何らかのトラブルを経験したと回答した保護者は26.2%に上り、トラブルがあったかどうか「知らない・分からない」(11.7%)を足すと約4割を占めた。具体的なトラブルには、「SNSに熱中して、勉強など生活習慣に悪影響が出てしまった(13.9%)」「他人に勝手にログインされた(5.3%)」「暴力、薬物、性的描写などを含む有害なサイトを閲覧した(5.2%)」などが挙がっている。
子どものSNS利用に対する保護者によるセキュリティ対策の実施状況(「保護者の指導」と「製品や設定での対策」)では、「特になし」が24.6%となり、もっとも実施割合が高い「不審なWebサイトへのリンクをクリックしないことを教える」でも43.9%にとどまり、その他の対策は3割未満であった。また、子どものSNS利用中のトラブル経験有無別に、セキュリティ対策実施状況を調べたところ、「何らかのトラブル経験がある」子どもの保護者で対策を実施しているのは88.9%であったのに対し、「特に経験がない」とした保護者は66.8%と、差が現れた。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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