マルウェア侵入の検知を高精度化するAI技術を開発、侵入前後の違いを検知(富士通研究所) | ScanNetSecurity
2026.01.03(土)

マルウェア侵入の検知を高精度化するAI技術を開発、侵入前後の違いを検知(富士通研究所)

富士通研究所は、マルウェア侵入の検知を高精度化するAI技術を開発したと発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
富士通研究所が今回開発した技術
富士通研究所が今回開発した技術 全 1 枚 拡大写真
株式会社富士通研究所は9月19日、マルウェア侵入の検知を高精度化するAI技術を開発したと発表した。この技術では、時系列ログデータに含まれるさまざまな特徴について、AとBが前後したり、AとBが同時に発生するといった特徴間の関係を学習する技術を開発することによって、組織内に侵入したマルウェアの複数の行動の種類や数、さらにその間隔や順番などの関係性を学習、マルウェアの特徴を捉えることに成功したという。

この技術は、同社が開発したグラフ構造のデータを学習し分類できるDeep Tensor技術を、時系列の特徴を学習できるように拡張し、高精度な侵入検知を実現するAI技術。テンソルと呼ばれる数学表現を複数用意し、異なる時間などに記録されたログ上の特徴を学習し、さらに特徴(テンソル表現)間の関係もディープラーニングで学習することにより、時系列ログデータの中の関係性の高い特徴群を抽出して、判別することを可能にした。同社では、2017年度中に、人の行動履歴を用いたマーケティングなどサイバーセキュリティ以外の分野に向けて、Zinraiの技術として製品化を目指すとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 元国土交通省職員ら、「アイコラ」をサイトに掲載し逮捕

    元国土交通省職員ら、「アイコラ」をサイトに掲載し逮捕

  2. HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

    HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

  3. 保証人に送付した学費請求書の住所に誤り、個人情報が漏えい(横浜市立大学)

    保証人に送付した学費請求書の住所に誤り、個人情報が漏えい(横浜市立大学)

  4. ウェスティンホテル、アルバイトのTwitterによる情報流出を謝罪(ウェスティンホテル)

    ウェスティンホテル、アルバイトのTwitterによる情報流出を謝罪(ウェスティンホテル)

  5. 28.4 %「特に何もしていない」 退職や異動時の PC やストレージのデータ

    28.4 %「特に何もしていない」 退職や異動時の PC やストレージのデータ

ランキングをもっと見る
PageTop