「StreamRelay.net.exe」および「sDNSProxy.exe」にDoS攻撃を受ける脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、佐名木智貴氏が提供する「StreamRelay.net.exe」および「sDNSProxy.exe」にDoSの脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「StreamRelay.NET.exe ver2.14.0.7 およびそれ以前(CVE-2017-10894)」「sDNSProxy.exe ver1.1.0.0 およびそれ以前(CVE-2017-10895)」には、ポート到達不可エラーを示すICMPパケットを適切に処理していないことが原因で、DoSの脆弱性(CVE-2017-10894、CVE-2017-10895)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にDoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》