Intel、AMD、ARMなどのCPUに、カーネルメモリの情報を取得される脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、投機的実行機能を持つCPUに対してサイドチャネル攻撃を行う手法が複数の研究者によって報告されていると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
Intel、AMD、ARMなどの投機的実行機能を持つ複数のCPUに対し、サイドチャネル攻撃を行う手法が報告されており、この手法によりユーザ権限で実行中のプロセスから、カーネルメモリの情報を取得される可能性がある。Linuxカーネルでは、この攻撃手法に対する対策として「KAISER」や「KPTI」と呼ばれる機能が実装されている。また、他のOSにおいても対策の実装が進められているとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》