重要社会インフラはITセキュリティだけでは守れない(Belden/トリップワイヤ・ジャパン)[Security Days Spring 2018]
福岡を皮切りに名古屋、大阪、そして3月7日からの3日間、東京で開催される「Security Days Spring」は、国内外のセキュリティベンダーによるセミナー中心のイベントで、多くの企業や専門家が最新知見の講演を行う。
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改ざん検知や変更管理、脆弱性管理などのソリューションを提供するトリップワイヤ・ジャパン株式会社。2015年にBelden Inc.の傘下となり、OT領域のセキュリティにも積極的に取り組む。Industrie4.0時代のセキュリティにTripwireが求められているのは何か、そしてベルデングループとしての回答は何なのか。Belden Inc. 北アジア地域 Business Headの貝田章太郎氏とトリップワイヤ・ジャパン マーケティングマネージャーのChristine Wu氏に、貝田氏の講演「重要社会インフラのセキュリティソリューション」の見どころと併せて話を聞いた。
――まず、Belden社について詳しく教えて下さい。
Beldenは、コネクティビティに関連したソリューションをご提供する世界的なプレーヤーです。主な事業領域は産業分野(Industry)と放送(Broadcasting)領域になります。高品質なケーブル、コネクターといったマテリアル製品から、工場や鉄道、上下水道、石油、化学など、重要インフラで用いられる産業用ネットワーク機器を製造、販売しています。日本国内でも多くの採用事例があり、皆様の生活を支える、縁の下の力持ちの役割をさせていただいています。
セキュリティというと、ついサイバーセキュリティにばかり目がいきますが、重要インフラであればあるほど、物理的な信頼性が重要です。そもそも民生品は工場など過酷な環境に設置することができません。高温多湿、あるいは振動の多い環境などでも安心して使える信頼性がケーブル、コネクター、ネットワーク機器のすべてに求められるからです。産業ごとに異なる要求事項や規格を熟知して、最適な製品をご提案させていただいています。
――なぜトリップワイヤ・ジャパンを傘下に収めたのでしょうか。
《ScanNetSecurity》
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