複数のWordPress用プラグインにXSSの脆弱性、アップデートを呼びかけ(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、複数の「WordPress」用プラグインの脆弱性について報告が行われていると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
Webdadosが提供する「Open Graph for Facebook, Google+ and Twitter Card Tags 2.2.4.1 より前のバージョン」、Minimal Work SRLが提供する「PixelYourSite 5.3.0 より前のバージョン」、Flipper Codeが提供する「WP Google Map Plugin 4.0.4 より前のバージョン」には、反射型のクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性(CVE-2018-0579、CVE-2018-0578、CVE-2018-0577)が存在する(クリス リュウ氏による報告)。
また、NetWebLogicが提供する「Events Manager」には、格納型のXSSの脆弱性(CVE-2018-0576)が存在する(高木大地氏による報告)。
これらの脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》