OpenPGP、S/MIMEをサポートするメールクライアントに情報漏えいの脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、複数のメールクライアントにおいて、OpenPGPおよびS/MIMEメッセージを復号する際に、平文メッセージが漏えいする可能性があると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
OpenPGPおよびS/MIMEをサポートする電子メールクライアントには、攻撃者が細工したコンテンツを挿入した暗号化メールをユーザのメールクライアントで復号させることにより、平文を送信するためのチャネルを確立できる脆弱性が存在する。発見者はこの脆弱性を悪用する攻撃を「CBC/CFB gadget attack」と呼んでいる(CVE-2017-17688:OpenPGP CFB Attacks、CVE-2017-17689:S/MIME CBC Attacks)。
この脆弱性が悪用されると、リモートの第三者により、復号に必要な鍵情報なしに暗号化メールから平文を取得される可能性がある。JVNでは、「メールクライアントとは別のアプリケーションを使って復号する」「メールクライアントの HTML レンダリングを無効化する」「メールクライアントのリモートコンテンツの読み込みを無効化する」ことで、この脆弱性の影響を軽減できるとしている。
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