多様化する「Web分離」、失敗しない製品選びを専門家が解説
ひとくちに「分離」といっても、その実現にはさまざまな方法があり、それぞれ一長一短がある。
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国立情報学研究所(NII)サイバーセキュリティ研究開発センター センター長として、NII-SOCS(NII Security Operation Collaboration Services)の運用を指揮する高倉 弘喜 教授が、その経験に基づいて、サイバー攻撃の実状とその対策を考える基調講演「被害発生を前提としたサイバー攻撃対策の必要性」に登壇する他、分離製品の上手な選び方に関するベンダーによる解説が行われる。
セキュリティ対策としての「分離」は、「アイソレーション」などとも呼ばれ、日本年金機構の情報流出事件を端緒に本格的検討がはじまり、その後総務省による「自治体情報システム強靭性向上モデル」、経済産業省の「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」などによって通達・推奨されてきた。
ひとくちに「分離」といっても、メールとWebの違いや、マイナンバー事務を行う端末をLANに接続しないような「物理分離」、「仮想デスクトップ技術や仮想ブラウザによる画面転送」、隔離環境で動的コンテンツを実行し安全な要素のみ転送を行う「実行環境分離」など、その実現にはさまざまな方法があり、それぞれ一長一短がある。
今回のセミナーでは「Webアクセスの分離」に焦点を絞って、顧客環境や目的に合わせた最適なソリューション選びを専門家がわかりやすく解説する。
株式会社インターネットイニシアティブの平野 栄士 氏の講演「Web分離の本当に考えるべき検討ポイントとは」では、手法が多様化しているWeb分離製品を俯瞰し分類したうえで、自社に最適な製品選びの軸を考える。
また、分離技術の国際的パイオニア企業 Menlo Security社 ソリューション・アーキテクト 寺田 大地 氏の講演では具体的導入事例が解説される予定だ。
●開催概要
・開催月日:6月21日(木)
・開催時刻:14:30~17:00(14:00から受付開始)
・会場:東京都 千代田区 富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム IIJ 本社
・14:30~15:20
[基調講演]「被害発生を前提としたサイバー攻撃対策の必要性」
国立情報学研究所 サイバーセキュリティ研究開発センター センター長
アーキテクチャ科学研究系 教授 高倉 弘喜 氏
・15:30~16:10
「Isolation(分離)技術のパイオニア『Menlo Security』徹底解説!」
MenloSecurity Inc. ソリューション・アーキテクト 寺田 大地 氏
・16:10~16:50
「Web分離の本当に考えるべき検討ポイントとは」
株式会社インターネットイニシアティブ
サービスプロダクト事業部 営業推進部 セキュリティサービス課 平野 栄士氏
・参加費:無料
・定員:100名
・申込:Web申込フォームから
《ScanNetSecurity》
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