アイ・オー・データ機器製ネットワークカメラ製品に複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、アイ・オー・データ機器が提供する複数のネットワークカメラ製品に、複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
影響を受ける製品は次の通り。
・TS-WRLP ファームウェア Ver.1.09.04 およびそれ以前
・TS-WRLA ファームウェア Ver.1.09.04 およびそれ以前
・TS-WRLP/E ファームウェア Ver.1.09.04 およびそれ以前
これらの製品には、認可・権限・アクセス制御(CVE-2018-0661)、データの信頼性についての不十分な検証(CVE-2018-0662)、認証情報がハードコードされている問題(CVE-2018-0663)の脆弱性が存在する。この脆弱性により、任意のコードを実行されるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》