Webメールシステム「Denbun」に深刻な複数の脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2026.04.28(火)

Webメールシステム「Denbun」に深刻な複数の脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、ネオジャパンが提供するWebメールシステム「Denbun」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月4日、株式会社ネオジャパンが提供するWebメールシステム「Denbun」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは9.8。影響を受けるバージョンは次の通り。

・Denbun POP 版 V3.3P R4.0 およびそれ以前
・Denbun IMAP 版 V3.3I R4.0 およびそれ以前
(CVE-2018-0680、CVE-2018-0681、CVE-2018-0682、CVE-2018-0683、CVE-2018-0686、CVE-2018-0687)

・Denbun POP 版 V3.3P R3.0 およびそれ以前
・Denbun IMAP 版 V3.3I R3.0 およびそれ以前
(CVE-2018-0684)

・Denbun POP 版 V3.3P R4.0 およびそれ以前
(CVE-2018-0685)

これらのバージョンには、ユーザアカウントに関する認証情報がハードコードされている問題(CVE-2018-0680)、管理設定画面に関する認証情報がハードコードされている問題(CVE-2018-0681)、セッション管理不備(CVE-2018-0682)、Cookie データの処理に起因するスタックベースのバッファオーバーフロー(CVE-2018-0683)、multipart/form-data 形式データの処理に起因するスタックベースのバッファオーバーフロー(CVE-2018-0684)、メール検索に関する HTTP リクエストの処理における SQL インジェクション(CVE-2018-0685)、任意の実行ファイルをアップロード可能な脆弱性(CVE-2018-0686)、HTML メールの表示機能にクロスサイトスクリプティング(CVE-2018-0687)の脆弱性が存在する。

JVNでは、CVE-2018-0686はワークアラウンドによる対応が必要であるが、それ以外の脆弱性については最新版へのアップデートで脆弱性を解消できるとしている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. IPA が SCS評価制度の詳細を公表

    IPA が SCS評価制度の詳細を公表

  2. 従来型 VPN の脆弱性を根本から解消する新サービス「HENNGE Mesh Network」提供

    従来型 VPN の脆弱性を根本から解消する新サービス「HENNGE Mesh Network」提供

  3. 市立奈良病院にサイバー攻撃の疑い ~ 電子カルテ切り離し 全端末の安全を確認

    市立奈良病院にサイバー攻撃の疑い ~ 電子カルテ切り離し 全端末の安全を確認

  4. n8n における遠隔からの任意のコード実行につながる複数の脆弱性(Scan Tech Report)

    n8n における遠隔からの任意のコード実行につながる複数の脆弱性(Scan Tech Report)

  5. 受託業務で受領したデータの様式を同意なく別業務へ流用、非表示設定となっていたワークシート内に顧客情報が残存

    受託業務で受領したデータの様式を同意なく別業務へ流用、非表示設定となっていたワークシート内に顧客情報が残存

ランキングをもっと見る
PageTop