ソフトウェアでインターネット分離環境構築(テクマトリックス) | ScanNetSecurity
2025.10.27(月)

ソフトウェアでインターネット分離環境構築(テクマトリックス)

テクマトリックスは、イスラエルBUFFERZONEのインターネット分離(Web分離)専用仮想コンテナクライアントソフトウェア「BUFFERZONE Safe Browsing」の販売を2月末より開始する

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
テクマトリックス株式会社は2月14日、イスラエルBUFFERZONE Security Ltd.(BUFFERZONE)のインターネット分離(Web分離)専用仮想コンテナクライアントソフトウェア「BUFFERZONE Safe Browsing」の販売を2月末より開始する予定であると発表した。同製品は、高価なサーバ機器を購入する必要がなく、端末台数分のクライアントソフトを導入するだけで、インターネット分離環境を構築できるソフトウェア製品。

BUFFERZONE Safe Browsingは、クライアント端末上に仮想コンテナを生成するソフトウェアをインストールすることで、指定されたURLサイトに対するWeb アクセスを仮想コンテナ経由のアクセスに強制する。不正なWebサイトにアクセスし、マルウェアに感染したファイルをダウンロードしてしまった場合でも、感染したファイルをコンテナ内に封じ込めることができる。

実領域(メモリ、ファイルシステム、ハードディスク、SSDなど)に影響を及ぼさないため、マルウェアの感染とその結果の拡散を食い止めることができる。また、仮想コンテナは定期的に再起動されるため、コンテナ内にマルウェアが存在している場合でも、ディスポーザル(仮想コンテナの“使い捨て”)によって、完全に消去される。価格は1端末あたり月額1,000円から。同社では2019年12月末までに300以上の企業や団体に販売する予定。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 野村證券の委託先企業が利用するクラウドサービスに不正アクセス

    野村證券の委託先企業が利用するクラウドサービスに不正アクセス

  2. 野村総合研究所と NRIフィナンシャル・グラフィックスの再委託先が使用する入力補助ツール「Jijilla」に身代金要求を伴う不正アクセス

    野村総合研究所と NRIフィナンシャル・グラフィックスの再委託先が使用する入力補助ツール「Jijilla」に身代金要求を伴う不正アクセス

  3. 関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

    関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

  4. アスクル Web サイトがランサムウェア感染、受注出荷業務が停止

    アスクル Web サイトがランサムウェア感染、受注出荷業務が停止

  5. AI-OCR サービス「Jijilla」サーバに不正アクセス、保管する個人情報の一部が外部に漏えいした可能性

    AI-OCR サービス「Jijilla」サーバに不正アクセス、保管する個人情報の一部が外部に漏えいした可能性

ランキングをもっと見る
PageTop