障害支援区分認定調査の調査票等1名分を紛失(名古屋市) | ScanNetSecurity
2024.04.19(金)

障害支援区分認定調査の調査票等1名分を紛失(名古屋市)

名古屋市は2月22日、同市が障害支援区分認定調査を委託している瑞穂区障害者基幹相談支援センターにて個人情報が含まれる認定調査票等の紛失が判明したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
トップページ
トップページ 全 2 枚 拡大写真
名古屋市は2月22日、同市が障害支援区分認定調査を委託している瑞穂区障害者基幹相談支援センターにて個人情報が含まれる認定調査票等の紛失が判明したと発表した。

これは社会福祉法人名古屋市総合リハビリテーション事業団が業務を受託している瑞穂区障害者基幹相談支援センターにて、2月5日に同市瑞穂区役所より4名分の認定調査依頼があり認定調査票等を受領した後、2月15日に当該対象者の担当調査員が文書を確認した際に1名分の文書の紛失が判明したというもの。認定調査実施前のため外部への持ち出しはなく、事業所内を捜索したが発見には至っていない。

紛失したのは障害支援区分認定調査の対象者1名の概況調査票、認定調査表、サービスの利用状況票、障害支援区分認定調査依頼書及び申請書の写しで、氏名、性別、年齢、生年月日、住所、電話番号、身体障害者手帳番号、サービスの利用状況(障害福祉関係サービス、介護保険サービス)等が記載されていた。

対象者が入院中のため、同市と事業所は、家族に状況の説明と謝罪を行った。

同市では再発防止のため、事業所に対し個人情報の保護対策の遵守状況について報告を求めるとともに、職員へ保護対策について周知徹底するよう指示、また各区の障害者基幹相談支援センターにも注意喚起を行うとのこと。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

    東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

  2. Windows DNS の脆弱性情報が公開

    Windows DNS の脆弱性情報が公開

  3. バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

    バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

  4. 「引っかかるのは当たり前」が前提、フィッシングハンターが提案する対策のポイント ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

    「引っかかるのは当たり前」が前提、フィッシングハンターが提案する対策のポイント ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

  5. 転職先で営業活動に活用、プルデンシャル生命保険 元社員 顧客情報持ち出し

    転職先で営業活動に活用、プルデンシャル生命保険 元社員 顧客情報持ち出し

  6. プルーフポイント、マルウェア配布する YouTube チャンネル特定

    プルーフポイント、マルウェア配布する YouTube チャンネル特定

  7. セキュリティ対策は株価を上げるのか ~ 株主総利回り(TSR)の平均値は高い傾向

    セキュリティ対策は株価を上げるのか ~ 株主総利回り(TSR)の平均値は高い傾向

  8. 東京高速道路のメールアカウントを不正利用、大量のメールを送信

    東京高速道路のメールアカウントを不正利用、大量のメールを送信

  9. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  10. フュートレックにランサムウェア攻撃、本番環境への侵入形跡は存在せず

    フュートレックにランサムウェア攻撃、本番環境への侵入形跡は存在せず

ランキングをもっと見る