LINE騙るフィッシングメール確認、旧端末へのメッセージ無視する旨記載(フィッシング対策協議会) | ScanNetSecurity
2024.04.18(木)

LINE騙るフィッシングメール確認、旧端末へのメッセージ無視する旨記載(フィッシング対策協議会)

フィッシング対策協議会は、LINEを騙るフィッシングメールが出回っているとして、注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
確認されたフィッシングメール
確認されたフィッシングメール 全 2 枚 拡大写真
フィッシング対策協議会は3月6日、LINEを騙るフィッシングメールが出回っているとして、注意喚起を発表した。確認されているフィッシングメールは「LINE【重要情報】」「[LINE緊急問題]」という件名で、異常ログインされたとして、リンクをクリックさせようとする。また、旧端末にメッセージが届くが手順をそのまま進めるようにとの記載がある。

確認されたフィッシングサイトのURLは以下の通り(一部)。

https://www.●●●●.com/iz/ansquns/gamesdsv/authsuppgwwssdePasyusword/verifiesdyt/OWktRy4lluO6ssxt/
https://www.line-●●●●.cn/Info/begin/valid/authsuppgePasyusword/sign/adw7FspQbtorehbVS2/J2Q%3D%3D

同協議会によると、3月6日10時の時点でフィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CCにサイト閉鎖のための調査を依頼中としている。また、類似のフィッシングサイトが公開される可能性があるため、引き続き注意を呼びかけている。さらに、このようなフィッシングサイトにてアカウント情報(メールアドレス、パスワードなど)を絶対に入力しないよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

    東芝テックが利用するクラウドサービスに不正アクセス、取引先や従業員の個人情報が閲覧された可能性

  2. 「引っかかるのは当たり前」が前提、フィッシングハンターが提案する対策のポイント ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

    「引っかかるのは当たり前」が前提、フィッシングハンターが提案する対策のポイント ~ JPAAWG 6th General Meeting レポート

  3. 転職先で営業活動に活用、プルデンシャル生命保険 元社員 顧客情報持ち出し

    転職先で営業活動に活用、プルデンシャル生命保険 元社員 顧客情報持ち出し

  4. マリンネットサイトに SQL インジェクション攻撃、メールアドレス流出

    マリンネットサイトに SQL インジェクション攻撃、メールアドレス流出

  5. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  6. プルーフポイント、マルウェア配布する YouTube チャンネル特定

    プルーフポイント、マルウェア配布する YouTube チャンネル特定

  7. 委託事業者が回収処理した国民健康保険証、拾得物として警察署に届く

    委託事業者が回収処理した国民健康保険証、拾得物として警察署に届く

  8. 警察庁、サイバー事案通報の統一窓口を設置

    警察庁、サイバー事案通報の統一窓口を設置

  9. Windows DNS の脆弱性情報が公開

    Windows DNS の脆弱性情報が公開

  10. バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

    バッファロー製無線 LAN ルータに複数の脆弱性

ランキングをもっと見る