「簡易CMS紀永」にシステム上の情報の取得や改ざんをされる脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、紀永プロジェクトが提供する「簡易CMS紀永」にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「KinagaCMS 6.5 より前のバージョン」には、当該製品で使用されている古いバージョンの Bootstrap に存在する複数の脆弱性(CVE-2018-14040、CVE-2018-14041、CVE-2019-8331)を原因とする、複数のXSSの脆弱性(CVE-2019-5926)が存在する。この脆弱性が悪用されると、システム上の情報を取得されたり、改ざんされたりする可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。