メッセージングシステム「AMHS」にスクリプト実行の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Telos Corporationが提供する、DoDおよびICのセキュリティマーキング要求をサポートするWebベースのメッセージングシステム「AMHS」に、複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「AMHS version 4.1.5.5 より前のバージョン」には、複数のXSSの脆弱性が存在する。また、AMHS上のユーザの情報へのアクセスを適切に制限できないため、他のユーザの情報にアクセスされる可能性がある。これにより、ユーザのWebブラウザ上で、任意のスクリプトを実行されたり、データベースの情報が漏えいする可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》