ランサムウェアは標的を絞る第2ステージへ--下半期レポート(エフセキュア) | ScanNetSecurity
2026.06.11(木)

ランサムウェアは標的を絞る第2ステージへ--下半期レポート(エフセキュア)

エフセキュアは、最新の攻撃トラフィックに関する調査レポート「セキュリティ脅威のランドスケープ 2019年下半期」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
調査期間ごとのハニーポットへの攻撃総数
調査期間ごとのハニーポットへの攻撃総数 全 2 枚 拡大写真
エフセキュア株式会社は3月11日、最新の攻撃トラフィックに関する調査レポート「セキュリティ脅威のランドスケープ 2019年下半期」を公開した。これによ
ると、2019年下半期(7月~12月)にはランサムウェアの悪質化、感染したIoTデバイスのボットネット、「エターナルブルー (EternalBlue)」エクスプロイトによるサイバー攻撃が依然として多数観測された。また、過去数年で比類のない攻撃トラフィックの急激な増加が見受けられたとしている。

同期間に同社が設置したグローバルハニーポットには、28億回の攻撃があった。同年上半期は29億件だったため、2019年年間では57億件となり、2018年の10億件から6倍近くに増加している。昨年同時期(2億3,100万回)と比較して12倍に増加している。トラフィックでもっとも多かったのはSMBへの攻撃で、攻撃者のエターナルブルー関連への関心の高さがうかがえるとしている。TelnetやSSHへの攻撃も多く、IoTデバイスへの攻撃が依然高いレベルで継続している。

ランサムウェアスパムの総数は減少しているものの、ターゲットを絞り込んだ攻撃が増え、1件あたりの被害はより大きくなっている。また、第2ステージのペイロードとしてドロップされるランサムウェアが増加し、メールにより送信されるものよりも多かった。レポートではこのほか、多くのデータ侵害、国家ハッカーによるマルウェアの出現、壊滅的被害をもたらしたサプライチェーン攻撃など、過去10年間の情報セキュリティにおけるさまざまな出来事を取り上げている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 中学校でサポート詐欺被害、口座から 100 円と 999 万 9,999 円の送金

    中学校でサポート詐欺被害、口座から 100 円と 999 万 9,999 円の送金

  2. 委託会社の社員が業務用ノートパソコン 83 台盗難 ~ うち 3 台に市民の個人情報

    委託会社の社員が業務用ノートパソコン 83 台盗難 ~ うち 3 台に市民の個人情報

  3. SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦

    SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦PR

  4. CAMPFIRE への不正アクセス、従業員が発行した GitHub 認証情報が個人開発で利用していたサーバ上に意図せずアップロードされ不正利用

    CAMPFIRE への不正アクセス、従業員が発行した GitHub 認証情報が個人開発で利用していたサーバ上に意図せずアップロードされ不正利用

  5. 「従来の防御システムでは完全に防ぎきることが困難」ミレニアムプランが利用するレンタルサーバにマルウェア攻撃

    「従来の防御システムでは完全に防ぎきることが困難」ミレニアムプランが利用するレンタルサーバにマルウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop