ランサムウェアは標的を絞る第2ステージへ--下半期レポート(エフセキュア) | ScanNetSecurity
2026.03.16(月)

ランサムウェアは標的を絞る第2ステージへ--下半期レポート(エフセキュア)

エフセキュアは、最新の攻撃トラフィックに関する調査レポート「セキュリティ脅威のランドスケープ 2019年下半期」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
調査期間ごとのハニーポットへの攻撃総数
調査期間ごとのハニーポットへの攻撃総数 全 2 枚 拡大写真
エフセキュア株式会社は3月11日、最新の攻撃トラフィックに関する調査レポート「セキュリティ脅威のランドスケープ 2019年下半期」を公開した。これによ
ると、2019年下半期(7月~12月)にはランサムウェアの悪質化、感染したIoTデバイスのボットネット、「エターナルブルー (EternalBlue)」エクスプロイトによるサイバー攻撃が依然として多数観測された。また、過去数年で比類のない攻撃トラフィックの急激な増加が見受けられたとしている。

同期間に同社が設置したグローバルハニーポットには、28億回の攻撃があった。同年上半期は29億件だったため、2019年年間では57億件となり、2018年の10億件から6倍近くに増加している。昨年同時期(2億3,100万回)と比較して12倍に増加している。トラフィックでもっとも多かったのはSMBへの攻撃で、攻撃者のエターナルブルー関連への関心の高さがうかがえるとしている。TelnetやSSHへの攻撃も多く、IoTデバイスへの攻撃が依然高いレベルで継続している。

ランサムウェアスパムの総数は減少しているものの、ターゲットを絞り込んだ攻撃が増え、1件あたりの被害はより大きくなっている。また、第2ステージのペイロードとしてドロップされるランサムウェアが増加し、メールにより送信されるものよりも多かった。レポートではこのほか、多くのデータ侵害、国家ハッカーによるマルウェアの出現、壊滅的被害をもたらしたサプライチェーン攻撃など、過去10年間の情報セキュリティにおけるさまざまな出来事を取り上げている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 白梅豊岡病院へのランサムウェア攻撃、ダークサイト上に利用者や家族等のフルデータを公開

    白梅豊岡病院へのランサムウェア攻撃、ダークサイト上に利用者や家族等のフルデータを公開

  2. 穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、約 496,000 名分の個人情報が漏えいした可能性を否定できず

    穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、約 496,000 名分の個人情報が漏えいした可能性を否定できず

  3. 穴吹興産へのランサムウェア攻撃、リークサイトでの掲載を確認

    穴吹興産へのランサムウェア攻撃、リークサイトでの掲載を確認

  4. 奴らの仕事は自社製品を壊しまくること ~ Microsoft 攻撃研究チーム「STORM」が示すセキュリティの本気度

    奴らの仕事は自社製品を壊しまくること ~ Microsoft 攻撃研究チーム「STORM」が示すセキュリティの本気度

  5. Chatwork アカウントに不正アクセス、OAGコンサルティンググループ社員からの業務連絡を装った不審なメッセージを送信

    Chatwork アカウントに不正アクセス、OAGコンサルティンググループ社員からの業務連絡を装った不審なメッセージを送信

ランキングをもっと見る
PageTop