Active Directoryへの脅威を初期段階で検出(S&J) | ScanNetSecurity
2025.10.25(土)

Active Directoryへの脅威を初期段階で検出(S&J)

S&J株式会社は9月15日、「セキュリティ診断サービス」のプランを拡充し「Active Directory脅威診断サービス」の提供を同日から開始すると発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
「Active Directory脅威診断サービス」イメージ
「Active Directory脅威診断サービス」イメージ 全 1 枚 拡大写真
S&J株式会社は9月15日、「セキュリティ診断サービス」のプランを拡充し「Active Directory脅威診断サービス」の提供を同日から開始すると発表した。

「Active Directory脅威診断サービス」は、Active DirectoryサーバおよびファイルサーバやAD管理者端末のイベントログなどから脅威情報を同社独自開発の分析エージェントで収集し、アナリストが分析して管理者アカウントの窃取、不審なPowerShell実行やグループポリシー改ざん等を検出可能なサービス。

ADが攻撃者に掌握された場合、攻撃者はランサムウェアやマルウェアを業務用PCに容易に配信することが可能となるが、同サービスで攻撃を初期段階で検出することで組織にとって致命的な脅威の回避が期待できる。また、ADや管理者端末に対する攻撃検知に特化したロジックを搭載するため、SIEMやEDRでは検出できない脅威の検出が可能となる。

同サービスでは、イベントログを同社に送付してから分析する「AD脅威診断サービス」と、エージェントを診断対象で直接動作させて分析する「AD脅威監視サービス」の2種類から選択可能。AD脅威診断サービスは70万円から、AD脅威監視サービスの価格は同社に問い合わせ確認が必要。

また、同社では9月24日と10月13日に「Active Directory陥落の脅威!陥落から始まる新型ランサムウェア、恐怖のシナリオ」と題したWebセミナーで同サービスの紹介を行う。

《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

    関与していた元社員とは未だ連絡取れず ~ 京都市内で保険申込書写し 計 632 枚拾得

  2. 大量に営業機密等を不正取得 ~ 不正競争防止法違反容疑でエレコム元従業員を刑事告訴

    大量に営業機密等を不正取得 ~ 不正競争防止法違反容疑でエレコム元従業員を刑事告訴

  3. 「漏えい情報を復号できないため報告を要しない(個人情報保護委員会)」ランサムウェアの前に全データを暗号化するソリューションで保険代理店の顧客情報守られる

    「漏えい情報を復号できないため報告を要しない(個人情報保護委員会)」ランサムウェアの前に全データを暗号化するソリューションで保険代理店の顧客情報守られる

  4. 「ランサムウェア被害ゼロ」電算システムが語る ChromeOS のセキュリティ設計とコスト優位性

    「ランサムウェア被害ゼロ」電算システムが語る ChromeOS のセキュリティ設計とコスト優位性PR

  5. 廃棄委託したノートパソコンが短時間ネット接続 ~ 監視ツールが検知

    廃棄委託したノートパソコンが短時間ネット接続 ~ 監視ツールが検知

ランキングをもっと見る
PageTop