片面印刷しかできないプリンターの両面印刷運用ミス、計54名分の成績情報を生徒に配布 | ScanNetSecurity
2026.07.15(水)

片面印刷しかできないプリンターの両面印刷運用ミス、計54名分の成績情報を生徒に配布

大阪府は12月4日、府立茨木西高等学校にて「成績会議資料」が誤って教材プリントの裏面に印刷された状態で配付され個人情報が流出したことが判明したと発表した。

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大阪府は12月4日、府立茨木西高等学校にて「成績会議資料」が誤って教材プリントの裏面に印刷された状態で配付され個人情報が流出したことが判明したと発表した。

これは10月23日に、同校の担当教員Aが成績会議資料の作成の際に両面に情報を印刷するため、給紙トレイに片面を印刷した用紙を入れて印刷を行ったが、給紙トレイに成績会議資料が1枚残っていることに気づかず残った状態となっていた。

その後、印刷機を使用した教員Bも給紙トレイに残ったその1枚の用紙に気づかないまま裏面に教材プリントを印刷し、印刷後に教材プリントを半分に裁断し、その結果、2枚に成績会議資料が印刷された状態となった。

11月5、6日の授業で教員Bが教材プリントを配付、11月7日に生徒が持ち帰った教材プリントに個人情報が印刷されていることに気づき教員Cに申告し、事案が判明した。

「成績会議資料」は生徒の学習状況を教員間で共有するための会議資料で、45名分の生徒氏名、学年、組、成績情報と1名分の学校生活に関する情報、9名分の生徒氏名、学年、組、成績情報、学校生活に関する情報が記載されていた。

同校では11月7日から10日にかけて、配布した全生徒から教材プリントを回収、全教員で校内を捜索したが残り1枚は発見に至らなかった。

同校では11月11日から17日にかけて、対象の55名の生徒の保護者に対し電話等で経緯説明と謝罪を行い、11月19日には全生徒に経緯説明と謝罪を実施、保護者宛に謝罪文を配布、11月24日には保護者会を実施した。

同校では今後、成績会議資料等の個人情報を含む資料を印刷する際には複数で作業し、作業後印刷機に残部がないか確認するなど個人情報の適正管理を徹底するとともに、片面印刷用の印刷機で両面印刷を行う場合の注意事項を改めて徹底し再発防止に努めるとのこと。

同府では原因について、担当教員Aが成績会議資料を印刷した際に個人情報を記載した用紙が印刷機に残っていないかの確認を怠り、片面印刷しかできない印刷機での両面印刷時の注意が徹底されていなかったとしている。しかし、教員が日々多忙な教務の中で片面印刷しかできないプリンターで両面印刷を強いられ、ヒューマンエラーをゼロにしなければならないなら少々酷な話であり、ミスをゼロにするのは難しいことである。

《ScanNetSecurity》

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