埋蔵文化財発掘届を撮影 201件の個人情報記録したデジタルカメラ紛失 | ScanNetSecurity
2026.10.26(月)

埋蔵文化財発掘届を撮影 201件の個人情報記録したデジタルカメラ紛失

東京都府中市は6月17日、同市職員による個人情報を含むデータが残存するデジタルカメラの紛失について発表した。

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 東京都府中市は6月17日、同市職員による個人情報を含むデータが残存するデジタルカメラの紛失について発表した。

 これは6月11日に、同市の文化スポーツ部ふるさと文化財課に所属する市職員が、開発工事に伴う埋蔵文化財の工事立会調査に行くため、記録用のデジタルカメラをバックに入れ自転車で外出、1か所目の調査終了後、2か所目の調査地でカメラを取り出そうとしたところ、紛失が発覚したというもの。

 紛失したデジタルカメラには、2020年8月から2021年6月までに撮影した「埋蔵文化財発掘の届出・通知について」(発掘届)に記載された開発地の所在地・敷地面積・開発面積、土地所有者の氏名及び住所を含む個人情報(法人情報含む)が201件保存されていた。

 同市では管理上の利便性のために、発掘届をコピーしたり書き写すなどの対応ではなく、個人情報をデジタルカメラで撮影しSDカードに保存していた。極めてまっとうな方法であり、そもそも紙の書類でも紛失の可能性はつきまとい、どう管理するかが問題となる。

 同市では紛失発覚後に、複数の職員で現地や周辺の道路を捜索するとともに、駅や交番などに確認し、所管の警察署に遺失届を提出したが発見には至っていない。

 同市では対象の関係者に謝罪するとともに、今後は個人情報をカメラで撮影しない、個人情報を外部に持ち出さない、カメラの落下・紛失防止対策を行うなどの再発防止対策を徹底するとのこと。現場の利便性を大きく損なう対処を現場担当者に押し付ける結果となった。

《ScanNetSecurity》

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