ドメインコントローラー到達後 グループポリシー作成し拡散自動化、ランサムウェア「LockBit 2.0」解説 | ScanNetSecurity
2026.01.03(土)

ドメインコントローラー到達後 グループポリシー作成し拡散自動化、ランサムウェア「LockBit 2.0」解説

株式会社Kaspersky Labs Japanは8月6日、暗号化型ランサムウェア「LockBit 2.0」について同社ブログ記事で解説をしている。

脆弱性と脅威 脅威動向
 株式会社Kaspersky Labs Japanは8月6日、暗号化型ランサムウェア「LockBit 2.0」について同社ブログ記事で解説をしている。

 同社によると、LockBitグループは顧客(実際の攻撃者)にインフラとマルウェアを提供し、支払われた身代金の一部を受け取る「Ransomware as a Service」(RaaS)モデルを採用、ドメインコントローラーを通じたローカルコンピューターへの感染を自動化したことを宣伝している。

 Bleeping Computerは、ランサムウェア「LockBit 2.0」を使用した攻撃について、攻撃者はネットワークへのアクセス権を入手しドメインコントローラーに到達した後、ネットワーク上でLockBit 2.0を実行、ユーザーのグループポリシーを新規作成してネットワーク上の各デバイスへ自動プッシュし、まずはOS内蔵のセキュリティメカニズムを無効化、続いて別のポリシーがランサムウェアの実行ファイルを起動するスケジュールされたタスクをWindowsコンピュータ上に作成すると解説している。

 Bleeping Computerにて引用されているリサーチャーのVitali Kremez氏によると、LockBit 2.0はWindowsのActive Directoryを使用してLightweight Directory Access Protocol(LDAP)クエリを実行しコンピュータのリストを入手し、続いて暗号化されるコンピュータ上で警告が発動しないようユーザーアカウント制御(UAC)を回避してサイレントに実行するという。

 ブログ記事ではLockBit 2.0について、グループポリシー経由の拡散を自動化した史上初のランサムウェアであるとし、またネットワークに接続する全プリンターから身代金要求メッセージを印刷するという特徴を示しているとのこと。

《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 元国土交通省職員ら、「アイコラ」をサイトに掲載し逮捕

    元国土交通省職員ら、「アイコラ」をサイトに掲載し逮捕

  2. fjコンサル「キャッシュレスセキュリティレポート 2023年1Q」公表、カード情報流出件数 173,332件

    fjコンサル「キャッシュレスセキュリティレポート 2023年1Q」公表、カード情報流出件数 173,332件

  3. HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

    HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

  4. クリックしていないのにアダルトサイトに登録させる「ゼロクリック詐欺」(シマンテック)

    クリックしていないのにアダルトサイトに登録させる「ゼロクリック詐欺」(シマンテック)

  5. 保証人に送付した学費請求書の住所に誤り、個人情報が漏えい(横浜市立大学)

    保証人に送付した学費請求書の住所に誤り、個人情報が漏えい(横浜市立大学)

ランキングをもっと見る
PageTop