ドメインコントローラー到達後 グループポリシー作成し拡散自動化、ランサムウェア「LockBit 2.0」解説 | ScanNetSecurity
2026.10.04(日)

ドメインコントローラー到達後 グループポリシー作成し拡散自動化、ランサムウェア「LockBit 2.0」解説

株式会社Kaspersky Labs Japanは8月6日、暗号化型ランサムウェア「LockBit 2.0」について同社ブログ記事で解説をしている。

脆弱性と脅威 脅威動向
 株式会社Kaspersky Labs Japanは8月6日、暗号化型ランサムウェア「LockBit 2.0」について同社ブログ記事で解説をしている。

 同社によると、LockBitグループは顧客(実際の攻撃者)にインフラとマルウェアを提供し、支払われた身代金の一部を受け取る「Ransomware as a Service」(RaaS)モデルを採用、ドメインコントローラーを通じたローカルコンピューターへの感染を自動化したことを宣伝している。

 Bleeping Computerは、ランサムウェア「LockBit 2.0」を使用した攻撃について、攻撃者はネットワークへのアクセス権を入手しドメインコントローラーに到達した後、ネットワーク上でLockBit 2.0を実行、ユーザーのグループポリシーを新規作成してネットワーク上の各デバイスへ自動プッシュし、まずはOS内蔵のセキュリティメカニズムを無効化、続いて別のポリシーがランサムウェアの実行ファイルを起動するスケジュールされたタスクをWindowsコンピュータ上に作成すると解説している。

 Bleeping Computerにて引用されているリサーチャーのVitali Kremez氏によると、LockBit 2.0はWindowsのActive Directoryを使用してLightweight Directory Access Protocol(LDAP)クエリを実行しコンピュータのリストを入手し、続いて暗号化されるコンピュータ上で警告が発動しないようユーザーアカウント制御(UAC)を回避してサイレントに実行するという。

 ブログ記事ではLockBit 2.0について、グループポリシー経由の拡散を自動化した史上初のランサムウェアであるとし、またネットワークに接続する全プリンターから身代金要求メッセージを印刷するという特徴を示しているとのこと。

《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 「タイムズカー」への不正アクセス、約160万件の運転免許証画像等の本人確認書類が漏えい

    「タイムズカー」への不正アクセス、約160万件の運転免許証画像等の本人確認書類が漏えい

  2. バッファロー製 Wi-Fi 製品に複数の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fi 製品に複数の脆弱性

  3. 「タイムズカー」に不正アクセス、運転免許証画像含む会員情報が第三者に取得されたことを確認

    「タイムズカー」に不正アクセス、運転免許証画像含む会員情報が第三者に取得されたことを確認

  4. メトロポイントクラブ会員向けサービスに不正アクセス、約59,000件のメールアドレスが漏えいした可能性

    メトロポイントクラブ会員向けサービスに不正アクセス、約59,000件のメールアドレスが漏えいした可能性

  5. 京王電鉄にランサムウェア攻撃

    京王電鉄にランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop