オンライン診療 5つの問題点、カスペルスキー解説 | ScanNetSecurity
2026.04.06(月)

オンライン診療 5つの問題点、カスペルスキー解説

株式会社カスペルスキーは11月30日、遠隔医療の5つの問題点についてブログで発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
 株式会社カスペルスキーは11月30日、遠隔医療の5つの問題点についてブログで発表した。

 カスペルスキーではArlington Research社と共同で、世界各地の大規模医療企業を対象に、遠隔医療の適用状況について調査、遠隔治療を実施する際に医師が直面する困難について調べている。

 1つ目の問題点として「患者データの漏えい」を挙げ、遠隔医療セッションで自院の患者情報がセキュリティ侵害されたと30%が回答している。対策として、ITベースのプロセスを新たに採用する場合は、外部監査を実施し、セキュリティ面とプライバシー面の欠陥を特定して修正することを助言している。

 2つ目の問題点として「データ保護に関する理解の欠如」を挙げ、回答者の42%が遠隔医療セッションに参加する医療従事者が自分の病院で実施されているデータ保護のプロセスを明確には理解していないことを認めていることを取り上げている。対策として、医師として現代のサイバー脅威についてもっと知識をつける必要があるとしている。

 3つ目の問題点として「目的に合わないソフトウェア」を挙げ、遠隔医療を実施する人の54%が遠隔治療向けではないソフトウェアを使用したと述べており、ソフトウェアの技術的限界や脆弱性によって情報漏えいが発生する可能性があると指摘している。

 4つ目の問題点として「技術的な制約による誤診」を挙げ、回答者の34%が写真や動画の品質の悪さが原因で誤診を経験していることを取り上げている。

 5つ目の問題点として「古いOS」を挙げ、遠隔医療関連企業の73%が古いOSをベースにした機器を使用している実態を紹介している。

《高橋 潤哉》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 4 / 24 開催「後手に回らないためのセキュリティ再点検 10大脅威トップ3から読み解く、次の一手とは」HENNGE 小笠原真美氏が登壇

    4 / 24 開催「後手に回らないためのセキュリティ再点検 10大脅威トップ3から読み解く、次の一手とは」HENNGE 小笠原真美氏が登壇PR

  2. Microsoft Defender SmartScreen の誤検知で受講システムへのアクセスに不具合

    Microsoft Defender SmartScreen の誤検知で受講システムへのアクセスに不具合

  3. バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

  4. 主要メール S/MIME 対応状況調査、送受信とも対応は Outlook ほか 6 つ

    主要メール S/MIME 対応状況調査、送受信とも対応は Outlook ほか 6 つ

  5. DNP、自治体職員向けサイバーセキュリティ研修プログラム提供

    DNP、自治体職員向けサイバーセキュリティ研修プログラム提供

ランキングをもっと見る
PageTop