メール配信システム「acmailer」に脆弱性、サイバー犯罪悪用を確認 | ScanNetSecurity
2026.10.27(火)

メール配信システム「acmailer」に脆弱性、サイバー犯罪悪用を確認

 滋賀県警察は8月4日、エクストライノベーション株式会社が提供するメール配信システム「acmailer」を導入している事業者への注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
滋賀県警察注意喚起
滋賀県警察注意喚起 全 1 枚 拡大写真

 滋賀県警察は8月4日、エクストライノベーション株式会社が提供するメール配信システム「acmailer」を導入している事業者への注意喚起を発表した。

 同県警に対し、「acmailer」の脆弱性を悪用したサイバー犯罪が実行されているとの情報提供があり、調査したところ、「acmailer」の管理者権限を取得しサイバー犯罪の踏み台として利用されている実態が判明したとのこと。

 同県警によると、「acmailer」の脆弱性は下記の通り。

・その1(CVE-2021-20617)
脆弱性による影響:ログインID及びパスワードの上書き
対象バージョン:acmailer ver 4.0.1以前、acmailer DB版 ver1.1.3以前

・その2(CVE-2021-20618)
脆弱性による影響:acmailer全権限の取得
メールリスト、ログインID、パスワードなどの設定情報の漏えい
CGIファイルの破壊
対象バージョン:acmailer ver 4.0.2以前、acmailer DB版 ver1.1.4以前

・その3
脆弱性による影響:第三者から任意のコマンドを実行される
対象バージョン:acmailer ver 4.0.3以前、acmailer DB版 ver1.1.5以前

 同県警では、「acmailer」を利用している事業者は最新バージョンにアップデートするなどの措置を取るよう呼びかけている。

 京都府警察サイバーセンター( @KPP_cyber )でも7月7日に、メール配信CGI「acmailer」の脆弱性を悪用した不正アクセス事案の発生についてアナウンスを行っており、サービスを利用している場合はバージョンアップを確認し、更新等を行うよう呼びかけている。

 福井県警察( @fukui_police )でも8月7日に、メール配信システム「acmailer」の脆弱性を悪用した不正アクセスが発生しているため、バージョンを確認し、更新等を行うよう呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. リゾートトラストのウェブサイトに不正アクセス、約 26,000件の会員情報が漏えい

    リゾートトラストのウェブサイトに不正アクセス、約 26,000件の会員情報が漏えい

  2. 楽天モバイルで支払い証明書が第三者に閲覧される可能性、脆弱性診断テストで判明

    楽天モバイルで支払い証明書が第三者に閲覧される可能性、脆弱性診断テストで判明

  3. 「焼肉きんぐ」公式アプリ会員管理システムに不正アクセス、1,078万8,963件の個人情報が漏えい

    「焼肉きんぐ」公式アプリ会員管理システムに不正アクセス、1,078万8,963件の個人情報が漏えい

  4. 「タイムズカー」への不正アクセス、本人確認書類画像データが漏えいした顧客に 3,000円相当を見舞いとして支払い

    「タイムズカー」への不正アクセス、本人確認書類画像データが漏えいした顧客に 3,000円相当を見舞いとして支払い

  5. Microsoft Defender におけるアップデート処理の妨害によりサービス停止が可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

    Microsoft Defender におけるアップデート処理の妨害によりサービス停止が可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

ランキングをもっと見る
PageTop