OpenSSL に暗号鍵と初期化ベクトルの長さに関する処理の問題 | ScanNetSecurity
2026.05.26(火)

OpenSSL に暗号鍵と初期化ベクトルの長さに関する処理の問題

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月25日、OpenSSLにおける暗号鍵と初期化ベクトルの長さに関する処理の問題について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月25日、OpenSSLにおける暗号鍵と初期化ベクトルの長さに関する処理の問題について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

OpenSSL 3.1
OpenSSL 3.0

 OpenSSLには、鍵とIV(Initialization Vector)の長さに関する処理に問題があり、一部の共通鍵暗号の初期化時に切り捨てやオーバーフローが発生する可能性があり、鍵やIVの切り捨てが機密性の損失につながったり、オーバーフローによって不正な結果を生成しメモリ例外を引き起こす可能性がある。

 OpenSSLのEVP_EncryptInit_ex2()、 EVP_DecryptInit_ex2()、EVP_CipherInit_ex2()を呼び出す場合に、鍵とIVが確立された後に、提供されたOSSL_PARAM配列が処理されるが、OSSL_PARAM 配列内で、keylenパラメータやivlenパラメータによって鍵の長さやIVの長さを変更しても、意図したとおりに反映されない。

 RC2、RC4、RC5、CCM、GCM、OCBの暗号および暗号化モードが本脆弱性の影響を受ける。

 OpenSSL Projectでは、本脆弱性を修正した下記のバージョンがリリースしている。

OpenSSL 3.0.12
OpenSSL 3.1.4

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 最終出社日(春分の日前日)の夜にクラウドから取引先個人情報ダウンロード 翌営業日検知し面談 事実と認める

    最終出社日(春分の日前日)の夜にクラウドから取引先個人情報ダウンロード 翌営業日検知し面談 事実と認める

  2. アメリカ人「近所にデータセンターが建設されるくらいなら原子力発電所が建つ方がまだまし」世論調査結果

    アメリカ人「近所にデータセンターが建設されるくらいなら原子力発電所が建つ方がまだまし」世論調査結果

  3. YCC情報システムへのランサムウェア攻撃 第五報 ~ 攻撃者による脅迫文も

    YCC情報システムへのランサムウェア攻撃 第五報 ~ 攻撃者による脅迫文も

  4. 法人向けレンタルサーバが不正ログイン被害「ブラックリスト登録の恐れがあるため予告なく対象メールアドレスのパスワードを変更」

    法人向けレンタルサーバが不正ログイン被害「ブラックリスト登録の恐れがあるため予告なく対象メールアドレスのパスワードを変更」

  5. 侵入経路となった VPN は使用しない ~ オリエンタルダイヤモンドへのランサムウェア攻撃

    侵入経路となった VPN は使用しない ~ オリエンタルダイヤモンドへのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop